【川崎市中原区】地元教室主催 四半世紀超えるタップフェス 全国からダンサー集う
中原区にあるタップダンス教室「Bloomove」主催による「KAWASAKITAPFESTIVALHOOFERS2025」が9月13日〜15日、ラゾーナ川崎プラザソル(幸区堀川町)で開催された。北海道から鹿児島まで、全国各地のダンサーが集まり、プロアマ問わずさまざまなステージが繰り広げられた。
「川崎にタップを」
同教室代表の藤川誠さん(55)が「地元川崎でタップダンスを盛り上げたい」との思いから、2008年にスタートした同フェスティバル。プロダンサーのソロパフォーマンスほかに、若手の登竜門となるソロコンテスト、ユニットでのパフォーマンスと、3部構成になっているのが特徴だ。
国内最大級のタップダンスの祭典「NATIONALTAPDANCEDAY」を主催する同事務局によると、全国のタップダンススタジオは約150〜300程度。アメリカ発祥のタップダンスは、日本ではまだまだマイナーなダンスだという。
そんな中、藤川さんは回を重ねるごとに根付きつつあることを実感。16回目を数える今回は全国各地からダンサーが集まり、ソロコンテストはキャンセル待ちが出るほど盛況だった。
さまざまなユニット出演
15日に行われたユニットパフォーマンスには、ゲストを含め13組のユニットが出演。男女混合の8人組ユニット・Upsy-Daisyなどが個性あふれるダンスを披露した。各ステージの後には、MCの藤川さんが出演者にインタビューを実施。ダンスの出来栄えなどを尋ねながら、観客とも感想を共有し、終始和やかな雰囲気でステージが進んでいった。
藤川さんは「とにかく楽しく、もっと楽しくがモットー。今後も回を重ねて、誰もがタップダンスを楽しめるようなお祭りにしていきたい」と意気込みを語った。