サッポロ一番インスパイア系!?『塩らーめん専門店 くじら』で味わう特製塩ラーメン 神戸市
Instagramを見ていると目に飛び込んできたおいしそうな"塩ラーメン"。調べてみるとなにやら「サッポロ一番インスパイア系」という文字が目に飛び込み、ますます気になる…ということで、今回は塩らーめん専門店『くじら』に足を運んできました!
神戸市西区玉津の住宅街に12月にオープンした同店。飲食店激戦区のこのエリアに誕生し、オープンから間もないながらも常連が続出する話題の新店です。
長年レストランや居酒屋で料理人を務めた店長の小林さんがラーメンの道を志したのは4年前。「ラーメンは麺料理である」という思いから、西宮にある名店「麺屋 桜息吹」で製麺をはじめとしたラーメン作りの修行を行ったそう。
オープンを迎えるにあたり間借りでの営業を行ったところ、僅かな営業日にも限らず休日には1日100人を超す人が訪れるという人気っぷり!その際に寄せられたお客さんの意見を取り入れ、ブラッシュアップし開業したのがこのお店です。
幼い頃に食べたサッポロ一番塩ラーメンの味が大好きだという小林さんは、そのおいしさを自家製麺と無添スープで再現するため、試行錯誤を行いながら様々な工夫を凝らしたそう。気になる「サッポロ一番インスパイア系」のお味を実際に体験するべくいざ実食!
この日はスタンダードな「塩らーめん」と豊富なトッピングを堪能できる「特製塩らーめん」をオーダーしました。
運ばれてくるやいなやどこか懐かしい香りがふわりと漂う一品。その透き通るスープとトッピングの豪華な姿に思わずテンションが上がります!
昔ながらの製法で作られるスープは無添加にこだわり、国産の鶏ガラにたっぷりの野菜を使用し滋味深い味わいに。豚足とモミジ(鶏足)でほのかにとろっとしたスープはコラーゲンもたっぷり!かえしに使用されるのは、旨味をつかさどるイタヤ貝やこんぶ、干しシイタケや宗田節を贅沢に使用。それを沖縄とモンゴルの塩がキリっと引き締め、さっぱりとしながらもコクを感じるまろやかさ。
細めのストレート麺には全粒粉を配合し、小麦の風味もしっかりと感じられます。そこにざらりとした麺にスープがよく絡んで、つるつると口に入っていきます!
香ばしく炙られた国産豚バラ肉のチャーシューは脂身が甘くジューシーな味わい!同じく国産の豚肩ロースを使用したレアチャーシューとの食感や味の違いも楽しめ満足度も◎
卓上には黒コショウ、白ゴマ、昆布酢のほか、スープにも加えられる「塩かえし」が並んでおり、濃さや風味などを好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイント!
サイドメニューの卵かけご飯は、真っ赤な卵黄が特徴のブランド卵「蘭王」と、この塩かえしをたらりとかけていただきます。
様々な素材の旨味エキスがギュッと凝縮された塩かえしの効果でまるで親子丼のようにホッとする味わいになるのが不思議!
ボリュームたっぷりでお腹も満たされた筆者。食べた直後から恋しくなる味わいにリピート確実の予感満載です!
サッポロ一番をインスパイアしつつ、自家製麺と無添加スープの味わいは想像以上の本格派!ほかのメニューにも「塩」にこだわっており、まぜそばやつけ麺、期間限定メニューなどバラエティ豊富な品ぞろえで何度でも足を運びたくなりました!
場所
塩らーめん専門店 くじら
(神戸市西区枝吉2丁目124)
営業時間
ランチ 11:00~14:30
ディナー 17:30~21:00
駐車場
近隣に駐車場あり