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伊香保温泉石段街に工芸体験もできる複合施設「IKAHO HOUSE 166」がオープン!【群馬県渋川市】

タウンぐんま

石段街の最も広い“踊り場”に生まれた「IKAHO HOUSE 166」。

伊香保温泉石段街の365段の石段の中腹、166段目に、「IKAHO HOUSE(イカホ ハウス)166」が昨年12月21日にオープンした。
飲食店や群馬産アイテムのセレクトショップ、工芸体験もできる複合施設だ。

飲食店や群馬県産の品々の販売


体験やセンターハウス機能も内包

休業していた「旧市川旅館」を再活用するIKAHO HOUSE 166。
築100年超と推定される、伊香保温泉の歴史を見守ってきた建物を、耐震補強などを現代に合わせながら、往時の雰囲気が残るよう改修した。
主体は、群馬銀行の子会社・ぐんま地域共創パートナーズ、石段街の旅館・千明仁泉亭や水沢うどんの大澤屋など、4社で設立したまちづくり会社「石楽(せきらく)」だ。

1、2階は飲食関係フロアで、大澤屋のうどんを味わったり、持ち帰り商品を購入したりできるほか、抹茶スイーツを提供する「伊香保抹茶365」、自家焙煎(ばいせん)コーヒー「十六夜(いざよい)千」が並ぶ。

伊香保抹茶365の「和ふぉんだん」(食べ歩き向け1個380円)。抹茶とほうじ茶の新感覚スイーツだ。

3階には榛東村の「卯三郎(うさぶろうこけし)」や高崎市でだるまを製造する「大門屋」のアンテナショップ、セレクトショップ「群馬土産と本の店 やまのは」が入居。
物販だけでなく、こけしやだるまの絵付け体験も実施する。施設上階の窓からは石段街や北毛の山々が眺められる。

眺めも良い大門屋のスペース。
卯三郎こけしもずらりと並ぶ。
こけしやだるまの絵付け体験もできる。
「やまのは」は県内各地の“良い物”をセレクト。

石楽の鈴木太郎さんは「石段街に飲食店や体験型の施設が少ないとの課題が見出され、人々が憩える“地域のセンターハウス”がコンセプトになりました」と話す。
観光地として多くの人を受け入れている伊香保温泉。
石段街166段目からの挑戦が始まっている。

IKAHO HOUSE 166

【住所】渋川市伊香保町伊香保68

【営業時間】9:00~18:00(金曜は17:00まで)
※店舗により異なる。公式サイトを参照。

【休み】店舗により異なる。
大澤屋、伊香保抹茶365、十六夜 千は無休。

【駐車場】無し ※周辺の駐車場を利用。

【問い合わせ】公式サイトのフォームから
https://sekiraku-ikaho.co.jp/

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