子どもと一緒に“お茶のまち”で体験を! 香りと五感で楽しむ「お茶の工房」【宇治市】
歴史あるお茶の名産地・宇治で、親子で楽しめる体験スポットを発見! 今回訪れたのは、『福寿園 宇治茶工房』。ここでは、ただお茶を味わうだけでなく、“つくる”体験を通じて、お茶文化にもっと近づける時間を過ごせます。
今回は、小学生の子どもと一緒に“ほうじ茶づくりと香り袋づくり”を体験しました。香り高いほうじ茶づくりを楽しめるひとときをレポートでご紹介します!
宇治のまちに溶け込む、学びと癒やしのスポット
『宇治茶工房』は、京阪宇治駅より徒歩約7分、JR宇治駅からは徒歩約15分ほど。観光のついでにも立ち寄りやすい立地です。周辺には、宇治川や平等院表参道などの観光名所もあり、歩いているだけでも旅気分を満喫できますよ。
施設内では、さまざまな『お茶づくり体験』を開催しています。体験したいときには、事前予約を忘れずにしてくださいね。
見所たっぷり! ショップも魅力的
館内には、お茶やお菓子、雑貨などを取り扱うショップも併設されています。取材日の5月には新茶も販売されており、ぜひゲットしたいところ。体験の前に、チェックしてみてくださいね!
いざ体験!「ほうじ茶づくりと香り袋づくり」
今回体験したのは、『ほうじ茶づくりと香り袋づくり』(2,750円)。約30分間の体験で、予約優先ではありますが、空きがあれば当日でも体験可能。未就学児は子どもと大人1名分で体験できますが、小学生の子どもが1人で体験するのは危ないので、小学生以上の場合は大人と2名分支払い、一緒に体験してみてくださいね。
まずは『ほうじ茶づくり』から。スタッフさんのガイドのもと、茶葉を熱した陶板で焙じていきます。
じわじわと立ち上る香ばしい香りに、子どもも「いいにおい~!」と笑顔に。焙じる前と後で比べてみると、驚きの差が! 途中で香りの変化を感じながら、自分の手で混ぜる工程もあり、まさに“自分だけのほうじ茶”が完成♡
焙じたほうじ茶が冷めるまでの間、ほうじ茶と茶菓子をその場でいただけます。今回体験で作ったほうじ茶の茶葉は持ち帰りできるので、家でも余韻を楽しめますよ。
続いては、『香り袋づくり』。数種類の中から、好きな巾着を選びます。
ほうじ茶を作る過程で出てきた、細かくてお茶を淹れるのには向いていないほうじ茶を、香り袋に詰めていきます。
仕上がった香り袋は、ランドセルやお部屋に置いてもかわいいサイズ感。思い出としても残る体験になりました。
詳細情報
福寿園 宇治茶工房
住所:京都府宇治市宇治山田10
電話番号:050-3152-2930
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
ほうじ茶づくりと香り袋づくり
開催時間:10:00~(最終受付 15:00)
所要時間:約30分
料金:2,750円
ライター・ikeariのひとこと
宇治の歴史やお茶文化に触れながら、親子で手を動かして楽しめる『宇治茶工房』。今回体験したワークショップは、大人も子どもも大満足の内容でした!
特に、香りや味といった“感覚”を使う体験は、子どもにとって記憶に残るもの。「また行きたいね」と笑顔で話す子どもの姿に、訪れてよかったなと思えるひとときでした。観光やお出かけの際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
画像・文/ikeari
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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