呼びものは「鉦と太鼓の総叩き」、大四日市まつりの今年の計画できる
三重県四日市市の夏のイベント「大四日市まつり」の内容などを決める大四日市まつり実行委員会が6月27日、市総合会館であり、特別企画として「鉦(かね)と太鼓の総叩き」を開催することや、ポスターなどに使うキャッチコピーを「新・開幕!」にすることなどが決まった。開催は8月3、4日。
特別企画は4日の開催で、午後3時20分からの「郷土の文化財と伝統芸能」のクライマックスを飾る。今年は、河原田天王祭(北河原田、南河原田)が初出演で、午後8時から、松寺石取祭、東日野町大念佛、諏訪太鼓の担い手たちが三滝通りでそろって鉦や太鼓を打ち鳴らす計画だ。それぞれの独特な音やリズムなどがあるが、総叩きがどんな効果を生むのか、聴いてのお楽しみだ。その後、諏訪太鼓の合同演奏へと移り、夏の夜を締めくくる。
今年初参加という「河原田天王祭」=四日市市提供
キャッチコピーは、昨年の第60回開催で「還暦祭」と銘打ったため、今年は、その節目を超えての新しい出発をとの気持ちを込めて「新・開幕!」とした。今後、制作されるポスター2100枚、パンフレット約14万8000部(7月下旬に広報とあわせて各戸配布)やホームページでの案内などに活用する。
実行委員会では、中央通り再編に伴い改修工事に入っている市民公園が使えないため、市民盆踊りが中央小学校の校庭へ、「みんなで楽しもう お祭りひろば」が一番街アーケードへ移るなど、会場変更も報告された。騒音対策のため、交通規制を三滝通りで2日午後3時から、諏訪新道で午後7時からとする(例年は午後10時から)ことも報告された。
暑さ対策では、ミスト発生装置を20~30台用意するほか、涼める場所「クーリングスポット」に本町プラザと総合会館の1階ロビーを用意するなど、市民の健康管理についても報告された。