ダニエル・クレイグ&ルカ・グァダニーノがDC映画参戦へ ─ 戦争アクション『サージェント・ロック』映画化が進行中
役で知られるダニエル・クレイグが、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のルカ・グァダニーノ監督とともにDC映画に参戦を果たす意向が明らかになった。米が報じた。
クレイグとグァダニーノはA24による新作映画『Queer(原題)』でタッグを組んだ。意気投合した二人は、次回作としてジェームズ・ガンによるDCスタジオの新企画を選んだようだ。現時点で契約は締結されていないという。
タイトルとなるのは『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』。コミックでは1959年の初登場以来長い歴史を持つ、第二次世界大戦を戦ったフランクリン・ジョンロック軍曹を描くものだ。どのような映像化となるかは明かされていないが、戦争アクションになることだろう。
新作映画『スーパーマン(原題)』や『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』では若手キャストなキャスティングを行ったDCスタジオにとって、本企画はスター俳優と人気監督が参戦する最初の実写映画企画となりそうだ。この新ユニバースは、2024年12月5日に米リリース予定の「クリーチャー・コマンドー(原題)」と共に始動する。『サージェント・ロック』が第二次世界大戦時を舞台とするのなら、『スーパーマン』など他作品と同じメイン・ユニバースに属するのか、それとも『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などのように別世界(DCエルスバース)に区分されるのかなど、詳細は現時点では明らかになっていない。
なおグァダニーノは『アメリカン・サイコ』(2000)の監督業も抱えているが、この『サージェント・ロック』が優先されるという。脚本は『Queer』『チャレンジャーズ』(2024)でグァダニーノ作品を執筆しているジャスティン・クリツケスが手がけており、順調に進んでいるという。
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