伊賀ドキの人 アイデア生かす名張市職員
牧隼汰さん(31)
三重県名張市職員。庁内の若手職員でつくるプロジェクトチーム「UROKO PROJECT」の事務局を務め、更なる活躍を期待されている。
同市出身。小学生のころに野球を始め、高校は親元を離れて県外へ進学した。大学在学中には海外留学を経験し、卒業後は京都でホテルマンの仕事に就いた。
高校以降は名張を離れていたが、ずっと「地元に帰って何か出来ないか」との思いを抱いていた。26歳の時、名張市役所の採用試験を受け、採用された。最初は産業部農林資源室に配属され、林業振興などの業務に携わった。
今年4月に「なばりの未来創造部総合企画政策室」に異動。行政施策の推進のため、部局間調整を行うなどの業務に取り組んでいる。その傍ら、「UROKO PROJECT」で活動。若者目線での気付きやアイデアを生かし、政策立案や業務改善などに取り組む。
活動を通じて同世代の他部局の職員とのつながりが生まれており、仕事へのモチベーションややりがいも感じているという。「参加する若手職員のサポートとともに、誰もが意見しやすい職場環境づくりに努めていきたい。これからの名張市を担う若手職員とともに、質の高い行政運営に努めたい」と語る。
プライベートでは愛犬と過ごす時間が癒やし。野球やラグビーなどのスポーツ観戦をしたり、ドラマを鑑賞したりするのも好きだという。