「佐倉」には「桜」を愛でるスポットがいっぱい、「さくらのまち」(千葉県佐倉市)の隠された謎を解きながらお花見を楽しもう!(3月15日~4月6日)
3月の桃の節句を過ぎると、待ち遠しいのは桜の開花だ。千葉県の中部に位置する佐倉市は、国際観光都市にも指定され、佐倉城の城下町として栄えた町並みは日本遺産にも認定されている。都内からも近く、京成電車で約1時間と出掛けやすい。
桜の開花の時期にあたる、3月15日(土)~4月6日(日)の期間、桜の名所として人気の佐倉城址公園を中心に、城下町・佐倉を「桜」色に染めるイベントが開催される。5回目となる今回は、謎解きラリーと銘打ち、城下町地区のスポットを巡りながら、ねこを探し、3問正解すると特典として景品がもらえる。
この期間、京成佐倉駅に駅名の看板や佐倉城址公園、佐倉郵便局の看板、ちばグルーンバスの停留所やバス行き先表示の「佐倉」の表記が「桜」になったり、昭和レトロな丸型郵便ポストも桜色に装飾され、まさしく、町全体が桜色に染まる。
謎解きの解答用紙は、京成主要駅や佐倉市内各所に置かれた『桜に染まるまち、さくら2025「さくらのまちマップ」』をあらかじめ用意し、スタートは京成佐倉駅の改札外からとなる。「旅する佐倉1日きっぷ」「佐倉1日フリー乗車券」などお得な乗車券も発売され、開催期間中の土、日、祝日は京成佐倉駅南口から無料循環バスも運行される。
関連イベントとして、3月15日(土)は、「シン・マチマーケット」、3月16日(日)には、佐倉市内外のソーランチームによるパフォーマンスや佐倉城址公園では江戸時代からの名桜と呼ばれる13品種をはじめとする、約1000本の桜が見ごろを迎える。
さらに、夢咲くら館(3月15日~4月6日)、佐倉市立美術館(3月28日~5月18日)の2館では、今回開催の謎解きメインビジュアルの『かくれねこ』の絵本やイラストが展示される。
国立歴史民俗博物館ではエントランスホールが屏風のように仕立てられたガラス窓から「桜屛風」を望むことができ、展示室第3室『近世』では、華やかな桜の意匠があしらわれた『染分(紫鼠)縮緬地花筏模様友禅染縫振袖』の展示もある。(3月5日~4月6日)
屏風のように仕立てられたガラス窓から「桜屏風」を望む
◆千葉県佐倉市と京成電鉄、ちばグリーンバスの連携で開催される「桜に染まるまち 佐倉2025」。詳しくは下記のHPをご覧ください。HP:https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/sakuranomiryoku/event_kanko/sakurasakura/index.html