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「クを拾いました」投稿が話題に 青函トンネル記念館近くで出会った謎の一文字

おたくま経済新聞

「クを拾いました」投稿が話題に 青函トンネル記念館近くで出会った謎の一文字

 旅の道中では時に、思いもよらぬ出会いがあるもの。「青函トンネル記念館の近くでクを拾いました」こうつぶやいたのはXユーザー・柚子さんです。

 添えられた写真に写るのは、金属製とおぼしき「ク」の文字パネル。たしかに間違いなく“ク”を拾っています。柚子さんの手よりもはるかに大きいサイズのクですが、いったい何のクなのでしょうか……?

【ひろった「ク」】

■ 拾ったのは北海道へ向かう旅の途中 偶然が旅のワンシーンに彩りを添える

 柚子さんによると、今回クを拾ったのは青函トンネル記念館の近くにある広場の水飲み場周辺。北海道へ向かう旅の途中、津軽半島を巡っていた際に立ち寄ったスポットでの出来事だったそうです。

 「退館後、バスを待っている間に見つけました」と話す柚子さん。地面に落ちていた“カタカナのク”に思わず目が留まり、拾い上げた瞬間「面白い!」という感情が湧いてきたと振り返ります。

 「当地のような岬は風が強いことで知られており、どこかから飛んできたとしたら、まさに自然の力を体感できたようで印象に残りました」と話しており、風土に結びついた偶然の出会いが、旅のワンシーンに彩りを添えてくれたようです。

■ その正体は「竜飛ウィンドパーク展示館」の文字盤を指摘する声多数

 しかし、気になるのはやはりその正体。柚子さんに詳細をたずねると、クのパネルはやや錆びのある、ステンレスのような金属板、裏面には糊の跡が残っていたとのことです。「どこかに貼り付けられていたものが剥がれ落ちたのだと思いました」と柚子さん。

 投稿のコメント欄には多くのコメントが寄せられ、「昔懐かし車運車が亡霊となって現れたのかも」「隣に『マ』が落ちていませんか?」など、さまざまな憶測が飛び交う中、手がかりになりそうなものも。

 とりわけ目立ったのが、青函トンネル記念館の近くにかつて存在した「竜飛ウィンドパーク展示館」に関する指摘。すでに閉鎖されている施設ですが、看板の残骸などが残っている可能性があり、「ク」もその一部だったのではないかという声が複数寄せられています。

 柚子さん自身も「それを見て、私もほぼ間違いないと思いました」と納得した様子でした。

 なお、この「ク」はそのまま広場の水飲み場に置いてきたそうで、投稿内では「心当たりの方はお急ぎ回収してください!」と呼びかけています。

 旅の目的地は北海道だったという柚子さんにとっても、青函トンネルのある津軽半島での出来事は、ちょっとしたハプニングであると共に、記憶に残る一場面となったようです。

<記事化協力>
柚子さん(@_yuzu_40)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025072403.html

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