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黒のカリスマ・プロレスラーの蝶野正洋さん1周目。盟友・橋本真也さんとの思い出のカーエピソードを語る

TBSラジオ

カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする30分。
今週はプロレスラー「黒のカリスマ」でもお馴染みの蝶野正洋さん登場!
アメリカ武者修行時代のカーエピソードなど満載!

思い出の蝶野さんのカーエピソード

子供の頃から両親の運転する車に乗って、その頃から車に対する興味を抱いていた蝶野さん、初の愛車はお姉さんから「売ってもらった」白のスカイライン
蝶野さんのファーストカーはなんと「白」だったんですね!
プロレスラーとして駆け出しの頃、道場に通うときに乗っていたそうで、「道場生は本当は車で行ってはダメだったんだけど、当然シカトして車で行ってました」と当時を振り返りました。
車で道場に行ってた理由は「歩くのが嫌だったから」とか(笑)

そして次に蝶野さんが選んだ車が「黒」のフェアレディZ
先輩レスラーの前田日明さんや髙田延彦さんが乗っていたのに憧れて購入したそうで、当時はロッキーのテーマを聞きながら試合会場に向かっていたそうです。

しかしその半年後には海外武者修行に行くことになり、仕方なく車を売却。
そして欧州遠征を経てアメリカ・カンサスシティでの生活が始まり、そこで車がないとどうにもならない状況から、なけなしのお金で購入したのがビューイックのセンチュリーでした。

およそ2年ほどのビューイック生活。
2日間かけて3000キロ走ったのちに「試合交渉」を経て戦ったりと・・・
(3000キロ走ったら試合が必ず組まれるわけではない、まさにアメリカ!)
毎回、500~600キロ走ってはリングで戦い、そして再び500~600キロかけてカンサスに戻る生活を送っていたそうです。

盟友・橋本真也さんとのカーエピソード

蝶野さんは武藤敬司さん、橋本真也さんと共に「闘魂三銃士」としてプロレス界を牽引されていたことは有名な話。
そんな盟友の1人、橋本真也さんとのカーエピソードを語っていただきました。

ヨーロッパ遠征では橋本さんと一緒に試合会場に行くことも多かった蝶野さん。
アウトバーンで200km/hで走っていたら、後ろからポルシェに煽られたりとか・・・

そんなある日、蝶野さんの奥様が知り合いから譲り受けたBMWに乗って試合会場に向かっていた途中、なんとシリンダーがボンネットを突き破るという信じられないアクシデントが勃発。
それで2試合ほどすっぽかしてしまった蝶野さんと橋本さんは、次の試合こそは出なければならないとベンツをレンタルしてブレーメンからグラーツまでおよそ1000キロの道のりを爆走!
10時間以上かけて、2人で交代で運転しながら次の試合会場に向かったそうです。

不眠不休で向かうも、次の試合会場に間に合うかわからない。
眠気まなこをこすりながら、なんとか試合会場に着いたら・・・「試合は翌日だった」というオチ。
今は亡き盟友とのカーエピソードを楽しく語っていただきました。

(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)!

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