大井町二十歳のつどい 立志式の作文を返却 中学2年の思いを再確認
大井町は「二十歳のつどい」を1月11日(土)、大井町生涯学習センターで開催する。その中で、湘光中学校出身者が中学2年時、「立志式」にあたり書いた作文が手渡される。
湘光中学校では1969年から昔の元服にちなんで、数え年15歳に人生の指針と強い意志を表明し、自己の将来を設計できる力を培う「立志式」を毎年開催している。
式にあたり、生徒たちは将来の夢などを作文として書いている。その作文は、その後学校で大切に保管。30年以上前から、二十歳のつどい(旧成人式)の日に「当時の思いを改めて思い出して欲しい」と町の協力を得て、返却している。
今回の「二十歳のつどい」の実行委員長を務める武井愛翔(まなと)さんは「私は何を書いたか忘れていましたが、読み返せば今の自分を見つめ直して新たな決意をすることができます」と、返却を心待ちにしている。
湘光中学校の山口洋司教頭は「大人になることへの責任感を意識するとともに、希望を持って成長することを期待しています」とエールを送った。
今年の大井町二十歳のつどいの対象者は190人となっている。