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大分トリニータU-18 プレミアリーグプレーオフに向けて上向き 【大分県】

オー!エス!OITA

写真/オー!エス!OITA SPORTS

 九州の強豪クラブや高校が年間のリーグ戦を戦う「プリンスリーグ九州」が大詰めを迎えている。大分トリニータU-18は現在勝ち点28で暫定3位。残り3試合で上位2チームに与えられる「プレミアリーグプレーオフ」の出場権獲得を目指す。山﨑雅人監督は「残り試合すべてに勝たなければ上にいけない。そのための準備をするだけ」と一戦必勝を掲げる。

 

 チームは夏場以降、調子を上げている。課題であった得点力は、シュートで終えることを意識することで解消した。現役時代はストライカーとして活躍した山﨑監督は「これまでもチャンスはつくれていたが、思いきりの良さが足りなかった。シュートを打たなければ得点は生まれない」と選手に伝えた。

 

 ペナルティエリア付近にボールを運んだら、相手との間合いが1mでもあればミドルレンジから積極的にゴールを狙う。シュートを打つことで、守備ブロックを作っていた相手はシュートモーションに入ったときに誰かが詰めなくてはいけなくなる。そうすれば当然のように相手のマークがずれて、そこではじめてチームが目指す数的優位を作って打開する攻撃が生きてくる。「単純なことを言っているようかもしれないが、相手を脅かすのは戦術でもシステムでもなく、絶対にシュートだ」(山﨑監督)。

 

チームをまとめるキャプテンの後藤雅人

 

 総得点39はリーグ1位。キャプテンの後藤雅人(3年)は「ゴールを意識すること。攻撃回数を増やすことは共有できている。その結果が数字に出た」と胸を張る。チームの好調と比例して調子を上げている亀井智次(同)は「スプリント回数が増え、(前のポジションの選手を)追い越すことで1対1のスペースができ、決定機をつくる形ができている」と話す。

 

 勝ち点を積み上げることでチームの雰囲気は良くなり、プレミアリーグプレーオフに向けて一体感は増すばかり。また、佐賀国スポに出場した熊本陸斗や佐藤隼人ら1年生の勢いでポジション争いが激化、チーム内競争を活性化している。質の高い練習が好結果を生み出し、チーム内にはポジティブな連鎖反応が生まれている。

 

調子が上向きの亀井智次< figure>

 

 

(柚野真也)

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