冷蔵庫や戸棚にお宝が眠っている?!ちょっと足すだけで手軽に栄養素を補ってくれる、少し使っては放置されがちな食品とは?【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】
手軽に栄養がとれる食品、いつもの食事に足すだけで栄養が補えるちょい足し食品【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】
習慣として心がけてほしいのが「ちょい足し」です。いつもの食事にかけるだけで、不足しがちな栄養を補うことができます。ちょい足しに使える食品は家庭の中にもたくさん眠っています。そうです、少し使っては放置されがちな食品に適材がたくさんあるのです。
かつお節やごまなどの「ちょい足し食品」はたんぱく質やエネルギーといった、シニアが特にとりたい栄養素を手軽に補ってくれます。ちょい足しに使えそうな食材を改めて探してみましょう。冷蔵庫や戸棚に何かお宝が眠っているかもしれません。
そのまま使えるすぐれもの
干し椎茸は生の椎茸の10倍もの栄養があるといわれています。骨粗しょう症予防、血管詰まり予防、コレステロールの増加を防ぐなどです。うまみが凝縮されているので、そのまま汁物に入れれば、だしからも栄養がとれます。
ちょい足し食材いろいろ
【出典】『70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう』
監修:特定非営利活動法人 京都栄養士ネット 日本文芸社刊
監修者プロフィール
訪問栄養食事指導で地域の皆様の健康と栄養をサポートする管理栄養士のグループ。メンバーは京都府栄養士会の会員。2018年9月に認定栄養ケアステーションの認定を受け、京都府全域で訪問栄養指導を中心とした活動を行っている。2021年10月より機能強化型栄養ケアステーションに移行認定。在宅で療養されている方を訪問して、その方にあった食事の作り方やどの程度栄養量が摂れているか何を補えばよいかなどを、その方の嗜好や生活環境を大事にしながら、一人ひとりその人にあった形で提案し、実践してもらえる支援を目指し、多職種と連携し活動している。