女子高生モンスター「モンスター・ハイ」実写版、『M3GAN ミーガン』監督が就任
「バービー」でおなじみマテル社による、“女子高生モンスター”のドールシリーズ「モンスター・ハイ」が、同じく“モンスター・ドール”映画である『M3GAN/ミーガン』シリーズのジェラルド・ジョンストン監督によって映画化されることがわかった。米などが報じている。
2010年にリリースされたモンスター・ハイは、おなじみ古典的モンスターの子どもたちが通う学校という世界観のもと、フランケンシュタインの怪物の娘であるフランキー・シュタイン、狼男の娘クラウディーン・ウルフ、ドラキュラの娘ドラキュローラ、ミイラの少女クレオ・デ・ナイルら個性たっぷりのキャラクターが登場。ウェブアニメなどのメディアミックスも人気を博し、日本でも2013年に発売されたほか、オリジナルアニメ「モンスター・ハイ こわイケガールズ」も製作された。
マーゴット・ロビー主演『バービー』(2023)が大ヒットしたマテル社は、映画部門・ドラマ部門を統合した新部門Mattel Studiosを設立。本作のプロットなどは明らかになっていないが、ドールの世界観を基にしたオリジナルストーリーになるという。
プロデューサーは『バービー』を手がけ、Mattel Studios代表に就任したロビー・ブレナーと『ウィズアウト・リモース』(2021)などのアキヴァ・ゴールズマンが務める。配給はユニバーサル・ピクチャーズ。
製作発表にあたり、ジョンストン監督は「Mattel Studiosは『バービー』で、自社のIPで大胆な挑戦を恐れないことを証明しました。『モンスター・ハイ』に私が興奮するのは、数多のアイコニックなモンスターの伝説で遊ぶ機会だからであり、アキヴァ、ロビー、ユニバーサル・ピクチャーズともにその仕事ができるのは夢のようなことです。私たちが創造する、奇妙で素晴らしい、アウトサイダーの魔法の世界を観ていただくのが楽しみです」とコメントした。
また、ブレナーは「ジェラードのユニークなビジョンと、ジャンルを融合させたスタイルはこの映画にぴったりです」と述べ、「『モンスター・ハイ』は物語の可能性を無限に秘めた、ファンから愛されるフランチャイズです。ジェラルドを監督に迎えた、モンスター級に楽しい再創造をうれしく思います」との声明を発表。ゴールズマンも「『モンスター・ハイ』は娘たちが大好きな、私にとって非常に個人的な作品。ジェラルドの仕事は鋭く大胆で、心がこもっています。まさにこの映画が必要としている監督です」と綴った。
現在、Mattel Studiosは実写版『マスターズ・オブ・ユニバース(原題)』のほか、ジョン・シナ主演『マッチボックス(原題)』をともに2026年公開予定。そのほか「UNO」などを含む多数のプロジェクトが企画されている。
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