【訳アリ】大浴場&朝食付きで大人1名1泊6800円「ホテル朋泉」に泊まってみた / 草加駅3分で都心へのアクセスも良いが…マジでビビった
ホテル価格が高騰しまくっていて、都内で1泊1万円未満はレアな部類に入る。カプセルホテルでさえ5000円以上するのが当たり前。となると、東京から少し離れた場所で宿探しをするのが正解かもしれない。
そんなわけで今回予約したのは、草加駅(埼玉県草加市)東口から徒歩約3分の「HOTEL HOUSEN ホテル朋泉」。なんでも「楽天トラベル ブロンズアワード2021」を受賞したコスパ最高ホテルらしい。大浴場・朝食付きで大人1名1泊6800円。たしかに安い!
・訳ありプラン
今回楽天トラベルで予約したのは「朝食付き! 訳あり超破格! でもお部屋はちょっと狭めです」なるプラン。正直、宿泊代が安くなるなら部屋なんていくら狭くなってもいい。1ミリも迷うことなく宿泊予約をした。
あとで調べたところ「クローゼットがあるから狭く感じる」「ユニットバスが改装前のタイプで浴槽が狭い」「年季が入った机で小さいサイズ」「コンセントの差込口が少ない」というのが “訳あり” の理由なのだとか。いずれにせよ全く問題ない。
・草加駅といえば
さて、草加駅は都心の主要駅からのアクセスも良い。上野駅から約25分、東京駅から約35分、池袋駅から約40分、会社のある新宿駅からは約55分って感じ。ちなみに草加駅のスグ近くには、GO羽鳥がチャーハンを絶賛した中華料理店「珍来」がある。
そして先に述べたように、ホテル朋泉も駅から近い。5分かかるか・かからないかくらいの場所にある。
・エントランスの雰囲気が超ゴージャス
夜のエントランスの雰囲気は高級ホテルのようだ。こちとら「朝食付き1泊6800円」を予約した身なので、一瞬「え、ホテルを間違えたかも……」と思ってしまった。夜のエントランスの雰囲気に命をかけすぎではないだろうか。
フロントでチェックイン手続きをして客室の鍵を受け取る。「お部屋はちょっと狭めですプラン」のはずだったが……なんと諸事情でツインルームに変更になったらしい。
もちろん価格はそのまま。つまり「ただ安く泊まれる」ってことだ。ラッキー過ぎるだろ!
振り返ると、なぜかバナナとアイスコーヒーの無料サービスがあって……
綿棒やシャワーキャップなどのアメニティ類の用意もある。ただ、土俵塩(お清め、盛り塩、入浴に!)が売っているのは少し怖い。お清め、盛り塩をする必要があるのだろうか。と勘ぐってしまう……勘弁してくれぇぇ。
・客室へ
気を取り直して客室へ。無駄にドキドキしてしまったが……
部屋は普通……だと思う。
エントランスのゴージャス感からのギャップは感じられる……つまり全体的に古いのだが、掃除が行き届いていて清潔感がある。お清めの塩はとりあえず必要なさそうだ。
それとツインルームだから狭さはとくに感じず。たしかにユニットバスの浴槽はやや狭いが、夜は大浴場を利用するし朝はシャワーを浴びるだけ(大浴場は夜のみ)だから無問題。
館内着(作務衣)、タオル(大・小)、歯ブラシなどもある。さっそく2階の大浴場に行ってみると……
・大浴場
まさかの温泉だった!
北海道長万部の「二股ラジウム温泉の鉱石」を循環ろ過器に使用して、名湯を再現しているらしい。炭酸カルシウムが湯の中に溶け出していて……とにかく疲れがよく取れるという。最高じゃないか。
ちなみに女湯は完全貸切のジャグジー風呂だそうだ。家族やカップルでの利用も可能とのことなので、お風呂の満足度は男湯・女湯ともに高い。
・よく眠れた
温泉のおかげでよく眠れそうだ。部屋のライトはヒモを引っ張る昔ながらのタイプ。エントランスのゴージャス感は何だったのだろうか……と思いながら電気を消して寝た。
・朝食
7時に起床。モーニングは9時まで。シャワーを浴びて着替えてから2階のレストランへ。
朝食メニューは「焼き魚定食(鮭か鯖の2択)」だったので「焼き鯖定食」をお願いした。1泊ならいいけど連泊する場合、メインが同じだったら飽きるかも。
まあでも、セルフサービスコーナーのカレーも食べられるし、炊きたてご飯も食べ放題である。ご時世的に「ご飯の食べ放題」は貴重だ。納豆で美味しくいただきました。
そんなこんなで8時過ぎにチェックアウト。お清めの塩に少しビビってしまったが、6800円で大浴場 & 朝食付きは最高。交通の便も良いので便利。東京出張や観光の拠点としても使えるので覚えておくと良いだろう。写真を撮るならエントランス前で!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:HOTEL HOUSEN ホテル朋泉
住所:埼玉県草加市住吉1-2-27
時間:チェックイン15:00〜29:00 / チェックアウト10:00
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.