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今、改めて語られる、メンバーにとっての「xxLeCœur」とは──「主」×「執事」男装アイドルユニット「xxLeCœur(ルクール)」1st Mini Album発売記念イベントレポート|アルバム収録楽曲も披露! さらにパワーアップしたパフォーマンスから目が離せない

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

「主」×「執事」をコンセプトとした男装アイドルユニット・「xxLeCœur(ルクール)」。

2025年3月26日(水)、animate hall BLACK(アニメイト池袋本店・北館9F)にて、1st Mini Albumの発売記念イベントが開催されました。

1st Mini Albumのリード曲「グロッソラリア」をはじめ、「ボナペティ」「シルブプレ」が披露されたこの日のライブ。会場は「xxLeCœur」の世界観で満たされました。

本稿では、「Love it out loud(“好き”を恐れるな)」というコンセプトのもと、圧倒的なパフォーマンスで大きな盛り上がりを見せたライブパートの模様をレポートでお届けします。

【写真】「xxLeCœur(ルクール)」1st Mini Album発売記念イベントレポート

全3曲を披露! 以前よりもパワーアップした姿から目が離せない

神秘的なブルーのライトが照らす中、ルカさん、リアムさん、アメさん、ルネさん、ノエさん、イヴさんが登壇しました。

ユニット「xxLeCœur」の世界観がメンバーから紹介されたあと、ライブパフォーマンスがスタートします。

センターに立つリアムさんが「本日は、1st Mini Albumに収録されている楽曲の一部を皆様に披露させていただきます」「抑圧した“声”を解き放つ歌詞のメッセージと、どこまでも突き上がっていく壮大な楽曲に、心を委ねてみてください」と語り、1st Mini Albumのリード曲「グロッソラリア」が披露されました。

耽美な曲調に合わせて、全員がダイナミックに踊る姿は、まるで花を思わせる美しさ。楽曲終盤のサビにおけるノエさんのハイトーンボイスは、綺麗ながら妖しく、どこか危うげな魅力を感じます。

また、「グロッソラリア」には、グループのキャッチコピーでもある「Love it out loud」という歌詞が登場します。一つひとつの歌詞に力を込めて歌い上げる6人ですが、特にこのフレーズには、メンバーそれぞれの想いがしっかりと込められているように感じました。

1曲目から“Dark Dreamy(ダークドリーミー)”な世界観がじわじわと広がる会場。夢の中にいるような、不思議でふわりとした空気に包まれていきました。

メンバーにとって、「xxLeCœur」とは?

続く2曲目に披露されたのは「シルブプレ」。1曲目の「グロッソラリア」とは異なり、アグレッシブに展開される本楽曲についてアメさんは「挑戦的であり好戦的な一曲」と表現します。

そして繰り広げられたのは、激しいダンスとテクニカルなメロディライン。難易度の高い楽曲を見事に歌い上げるメンバーの姿を、ファンも熱い視線で見つめます。

それぞれのデュエットや、全員でのユニゾンパートもあり、最後は力強く拳を客席へ突き出してフィニッシュ! 会場からは大きな拍手が送られました。

3曲目に入る前にはトークパートも展開されました。司会者から「1st Mini Album収録曲の中で好きな曲」を尋ねられると、ルカさんは「ボナペティ」、リアムさん&イヴさんは「カリギュラ」、アメさん&ルネさんは「シルブプレ」、ノエさんは「ghost forest」を挙げ、それぞれの楽曲の魅力について語ります。

さらに、「メンバーにとって“xxLeCœur”とはどんな存在か?」という問いには、

「自分の心の内側を表現できる場所」(イヴさん)

「家族のような存在」(ノエさん)

「素直になれる場所」(ルネさん)

「守りたい場所」(アメさん)

「自分を出していい、ただひとつの場所」(リアムさん)

「僕にとって、唯一の場所」(ルカさん)

と回答。メンバー全員が「xxLeCœur」をかけがえのない存在として想う気持ちが伝わり、会場が温かい雰囲気に包まれました。

「求めてくれるなら、僕たちはいつでもそばにいます」

そんなトークパートを経て、3曲目「ボナペティ」のパフォーマンスがスタート!「xxLeCœur」の“始まり”であり“覚醒”でもある特別な一曲に期待が高まります。

ステージに広がるのは、2024年12月に開催された「1st Mini Album発売決定記念フリーライブ&CD予約特典会」から、さらにパワーアップした「xxLeCœur」の世界観。指先の動きまで緻密に計算された美しいパフォーマンスに圧倒されます。

特に目を引いたのは、メンバーが重なり合う構成のパフォーマンス。執事たちが椅子をかたどり、その上に座るルカさんから醸し出されるのは、まさに王者の風格です。美しさ、儚さ、気高さが感じられました。

「ボナペティ」を歌い終えると、客席からは大きな拍手が送られます。30分という時間が、あまりにも短く感じられるほど、濃密なステージとなりました。

楽しい時間はあっという間。名残惜しさの中、最後にはメンバーから一言ずつ、会場へ駆けつけたファンへの感謝の気持ちや、今後の意気込みが語られました。

そして最後にルカさんが、「“好き”を恐れるな。このメッセージを伝え続けていくためにも、どうか皆さんのお力を貸してください」「求めてくれるなら、僕たちはいつでもそばにいます」と語り、「xxLeCœur」がこの先さらに大きく羽ばたいていくことへの期待を強く感じさせてくれました。

昨年の配信デビュー以来、着実にその物語を積み重ねてきた「xxLeCœur」。彼らの姿は、多くのファンの心を力強く揺さぶっていきます。

その後、メンバー全員が一礼し、舞台を後に。「xxLeCœur」ならではの世界観に浸る浮遊感と満足感を残して、本イベントは幕を閉じました。

【取材・文:笹本千尋 撮影:MoA】

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