「洗面台の鏡」の“くもり止めコート”を長持ちさせるただしい掃除ワザ→「知らなかった」「傷つけない」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗面台の鏡は、ただ拭き取ればいいというものではありません。特に「くもり止めコート」つきの鏡は、誤ったお手入れをすると劣化する場合があります。ここでは、鏡のくもり止めコートを長持ちさせる、正しいお手入れ方法をご紹介します。
【毎日5分】くもり止めコートつき鏡のお手入れ方法
手順1.やわらかいクロスで、鏡全体を水拭きします
手順2.水気を残さないよう、やわらかいクロスで乾拭きして仕上げます
鏡のデイリーお手入れは、「水拭き+乾拭き」の簡単なお手入れでOKです。ただし、必ずやわらかい布を使うことが大前提。古い固くなった布などを使うと、コーティング加工を傷つける恐れがありますので避けましょう。
鏡がくもったときは……?
入浴後は、くもり止めコートつきの鏡でもくもりが発生する場合があります。これは、お風呂場の湯気が急激に付着することが原因です。
くもりが発生した場合も、毎日のお手入れと同様にやわらかいクロスでくもりを拭き取りましょう。
週1回「台所用洗剤」で拭くとより長持ち
くもり止めコートつきの鏡は、こまめなお手入れと合わせて、台所用洗剤を用いたお手入れも行いましょう。週に1回のペースで、台所用洗剤を含ませたやわらかいクロスで拭き上げるだけでOK。
洗剤に含まれる界面活性剤が、くもり止めコートの効果を持続させてくれますよ。
ただし、使用できる台所用洗剤は無色のものに限ります。研磨材が含まれている洗剤はくもり止めコートの塗装を落としたり、鏡に傷を付けたりする恐れがありますので、使用しないよう注意してください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア