自民党総裁選 結局カギを握るのはキングメーカー
連日熱い論戦が繰り広げられている自民党総裁選。しかし結局、最終的にカギを握っているのはキングメーカーだという。9月17日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるに解説してもらった。
小塚「石破さんVS小泉さんだったら、小泉さんを菅さんが推してるじゃないですか。このままいくと菅政権みたいになりますよね」
長野「二人羽織みたいな感じですよね」
小塚「麻生さんはそれが嫌だと考えるんじゃないかとか、実は小泉さんのところに武田良太さんっていう元総務大臣がいて、武田さんと麻生さんは地元福岡でバチバチの関係なんですよね。だから麻生さんは小泉さんのところには行かないんじゃないか、だけど石破さんってなった時は個人的な関係が悪いからどうなるのかとか。また高市さんVS石破さんになったら麻生さんはどっちに行くのかとか、そういう話に集約されてきています」
長野「でも麻生さんにしてみれば、ここまで河野さんが伸びないとは最初は思ってなかったんですかね?」
小塚「もうちょっと伸びると思っていたでしょうね。そういう意味では、麻生さんの戦略ミスだと言われているのが、元々岸田さんの続投にすぐにウンとは言わず、茂木さんの後ろにもつかず、結局、河野さんの後ろ盾となり自分の派閥を固めたこと。今はそんな感じでキングメーカーが綱引きをしている状態なんです」
長野「結果的に変わらないな自民党は…」