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折尾駅から徒歩10分、DIY×家族愛で生まれた民泊『YADOYA蓮來(はく)』がこの夏オープン(北九州市八幡西区)

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折尾駅から徒歩10分、DIY×家族愛で生まれた民泊『YADOYA蓮來(はく)』がこの夏オープン(北九州市八幡西区)

“ただいま”が似合う場所。折尾のあたたかさが詰まった民泊『YADOYA蓮來(はく)』、この夏オープン!

4世代が暮らす家の隣に、昭和の面影を残すアパートを改装した“心の帰る場所”が誕生。駅近なのに別世界、家族の想いとDIYで生まれた民泊のカタチ。

特急が停まり、乗降客数が九州トップクラスの折尾駅。

そこから徒歩10分強の好立地にたたずむ昭和感満載のアパートであり、オーナーファミリーが受け継いできたこの建物が、いよいよこの夏、営業を開始します。貴重な創業の想いを語って頂きました。

— 売却ではなく“活用”を選んだ理由。家族のアパートに込めた再出発の想い。

もったいないから、自分たちで活かす。“想い”で始まった民泊計画

「もともとこの建物は家族が所有するアパートでした。空き部屋が増えてきたり、売却しませんかという電話がかかってくるようになり、だんだん『もったいないな、自分たちで活用したいな』という想いになりました。そして、民泊施設に転用しようと考えたんです。」

ご主人の田北順一さんは、終始穏やかな表情で丁寧に話されます。お隣には奥様の真由美さん。まもなく営業を開始する施設の一室で、この宿を立ち上げたお二人が揃って語ってくれます。

「全くの素人から、YouTubeや市役所で調べて準備をしたんです。特区民泊って何?というところからのスタートでした。何度も役所に足を運んで、民泊運営ができることが分かったので、いよいよアパートの改装に取り掛かりました。」

手探りスタートでも、出会いが支えてくれた。70歳の大工さんとの奇跡の縁

「最初は建物の改装も自分達でやってたんです。元々畑だった庭も、腰を痛めながら頑張りました(笑)自分達でやる限界を感じた頃、70歳の大工さんに出会って、その方が不要になった流し台や展示場のバラシ品を見つけてくれたりして、古いアパートでドアや窓のサイズが今と違うところも調整してくれて、こちらの要望をどんどん形にしてくれたんです。」

「他にも、クロスや水道、電気工事など、多くの専門業者みなさんも、その大工さんの紹介でとっても協力的でした。本当にありがたい出会いで、感謝しかないですね」

明るく楽し気な奥様の言葉に、周りの人々を寄せ付ける包容力を感じます。

TikTokと書道8段のお孫さんがセンスを発揮!若者目線の宿づくり

可動式の棚や、クロスの色味、和モダンな世界観など、しっかり雰囲気があってステキですね。コーディネートは奥様がご自身で考えられたのですか?

「そうですね、それと孫(中三のお姉ちゃん、書道8段の腕前!)のセンスです。TikTokで情報収集して、若者向けの部屋作りに協力してくれたんですよ。」

“ちょっとご飯食べて行かん?”そんな雰囲気を宿にも

「私たちはここの隣の家に4世代+犬3頭猫1匹で住んでいて、5歳から85歳までいるんです。いろんな人がしょっちゅう出入りするような、すぐ「ちょっと夕飯食べて行かんね」とか言うような家で(笑)。そんな感じで、民泊の運営も家族でやっていきたいと思っているんです」

看護師経験とおしゃべり好きで、むしろ人と接するのが楽しみ!

たしかに、宿の雰囲気だけでなく、お隣の住まいからもアットホームさを感じずにはいられません。ですが、お客様相手の商売を始められることに対して、何か不安を感じることはありませんか?

「私は元看護士で、たくさんの患者さんに接してきました。人とお話することが好きで、結構誰にでも話しかけてしまうかな(笑)」と奥様。

「60過ぎて第2の人生として好きなことができればと思っています」とご主人。

なるほど!余計な心配でした

YADOYA蓮來(はく)ってどんな宿?なかなか聞けない、創業の想いとエピソード。

子どもも大人も“楽しい”が詰まった宿。自炊OK&アウトドア体験も

さて、「YADOYA 蓮來(はく)」はどんな宿なんでしょうか?

「旅館業の許可を取得しましたが、料理提供はせず自炊やデリバリーを活用していただこうと思っています。とにかく、ご家族でのんびり過ごせるアットホームな雰囲気を大切にしたいですね」

「特に子どもが退屈しないようにしたくて。メゾネットの方の部屋には、階段に柵を付けたり、床にクッションを付けたりして、お子さんが遊べるスペースを設けています」

庭つき、バスケットゴール、夜はライトアップ。まさに秘密基地

「なにより、庭があるのがうちの自慢ですね。先ほどの大工さんが手作りしてくれたバスケットゴールや、アウトドア体験ができるテントを用意していますし、大人には屋根があってくつろげるスペース、さらに、夜はライトアップされるので、ゆったりとした時間が過ごせますよ。お父さんとお子さんはテントで過ごして、お母さんは室内で快適にのんびり、そんな休日を過ごして欲しいですね」

確かに、このお庭は普通の民泊施設では珍しいですよね。しかもここ、折尾駅から徒歩10分強で、近くには国道3号線が通っている利便性の高い立地ですが、プライベートな隠れ家的空間で、音も静かで別世界って感じがします!

「BBQができる道具のレンタルもご用意していますよ。料理の提供は未定ですが、ビールぐらいはすぐ出せるようにしたいと思っています(笑)」

この空間で幻想的な明かりに包まれて飲むビールはサイコーでしょうね!!

子どもが走り回って楽しい、家族が笑っている、癒されてまた来たくなる・・・「YADOYA 蓮來(はく)」はそういう宿なんですね。

この宿を通して“折尾の魅力”を発信したい。

「今のところInstagramを媒体にしていますが、これからどうやってここを知ってもらうか考えています。『ここにお客さん来るかねえ?』といった意見もあったんですが、折尾はJRの特急が停まる駅で、福岡方面にも大分方面にもアクセスができますから、ここを拠点に九州内外から広くご活用いただけると考えています。

私たちは4代に渡って折尾で暮らしています。お祭りや餅つきや、地元を体験して欲しいことがたくさんあるんです。この宿を通して、折尾に来ることの需要を証明したいですね」

八幡西区折尾は、九州内の駅で乗降客数がトップクラスだそうです。文教地区で小学校から大学まで揃っていて、大きな病院もあることから医療機関が多く、幅広い世代から人気があります。

昭和の趣を残しつつ、家族の手で一つひとつ丁寧に整えられた『YADOYA 蓮來(はく)』。便利さとあたたかさが同居するこの場所は、ただ「泊まる」だけではなく、“また帰りたくなる”宿です。

都会の喧騒から少し離れて、ゆったりと流れる時間の中、ふと「ここに来てよかった」と思えるような体験を。

そんなひとときを、折尾のまちでぜひ感じてみてください。

次に折尾を訪れるとき、あなたの“ただいま”が待っています。

画像は、告知イメージより引用。


YADOYA 蓮來(はく)
場所:〒807-0863 福岡県北九州市八幡西区大膳1丁目3−9
公式instagram:@haku_.5
ご予約はこちら[airbnb]
福岡県北九州市のまるまる貸切のアパート・マンション
北九州|子連れ歓迎|家族旅行向け|広い庭|BBQ|無料駐車場|駅徒歩12分|長期滞在可

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