【中央区・Green Green】ハンバーグに氷が! “冷たい”ハンバーグ&カツオだしが夏にぴったり
ハンバーグの年間購入額が全国トップクラスの静岡で、ハンバーグの名店を調査。浜松市中央区で夏にぴったりの斬新すぎる冷たいハンバーグを発見しました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ煮込みハンバーグが看板の人気店
浜松市中央区の東名・浜松ICから車で約10分の場所にある「ハンバーグの森 Green Green(グリーングリーン)」。
外観は店名の通り緑の壁なのですぐに見つかります。
2024年6月に市内の中心街から移転リニューアルした店舗です。
煮込みハンバーグが看板メニューとして知られています。
つまり熱々のハンバーグがウリのお店ですが、発見したのは真逆の“冷たい”ハンバーグでした。
冷たいハンバーグが新感覚
グリーングリーン自慢のメニューは「鰹だし冷やしつけバーグ ランチ和膳(2090円)」。
ご飯や小鉢、汁物も付いたボリューミーなお膳でした。
何よりもビックリするのは、ハンバーグにかかった氷。
冷たいハンバーグを冷たいカツオだしに付けながら食べる、夏イチオシのセットメニューです。
ちょっと珍しい新感覚のスタイルに最初は戸惑いますが、冷たいのに柔らかく、しっかりうま味も感じられます。脂が口の中で溶けていく感覚です。
和膳はランチのみの提供ですが、単品なら夜のメニューでも楽しめます。
氷水で一気に冷やす
冷たいハンバーグはどのように作っているのでしょうか。
グリーングリーン オーナー・坪井克文さん:
黒毛和牛を100%使って、オーブンで焼き上げて火をしっかり通します。それからハンバーグごと氷水に入れちゃいます
アツアツの状態で焼き上がったハンバーグは、すぐに氷水で3分冷やします。お肉が固くならない絶妙な冷やし加減を見極めることでうま味をギュッと閉じ込めているのがポイントです。
冷蔵でゆっくり冷やすのと、一気に冷やすのとではうま味が変わってくるそうです。
冷たいのに硬くはならないのでしょうか。
グリーングリーン オーナー・坪井克文さん:
ミンチにするところから作っていますが、日によって肉質も多少変わるので、赤身と脂身を調整しながらミンチにかけています
そして、とにかくよくこねることが、クリーミーなお肉に仕上がるポイントだということです。
あたたかいハンバーグとまた全然違うおいしさがありました。
暑い夏も冷たいカツオだしでパクパク
アッサリしていてカツオの風味が効いただし汁。冷たいだし汁に付けて食べるというアイデアはどう生まれたのでしょうか。
グリーングリーン オーナー・坪井克文さん:
夏でちょっと体力や気力が落ちてる時に、カツオだしの冷たいハンバーグなら食べやすく、パクパクいけちゃうと思います。野菜もだしに付けて食べると、苦手なお野菜でもすっと入っていきます
まさに夏にぴったりのハンバーグの食べ方と言えるのではないでしょうか。
付け合わせのジャガイモは三方原の新ジャガです。だしに付けて食べてみると、冷たいのにホクホクしていました。
冷やし茶漬け風アレンジも絶品
楽しみ方はもう一つ。ご飯にハンバーグ、温泉卵、カツオだしをかければ、何と冷やし茶漬け風にして食べることもできます。
オーナーの坪井さんが「冷やしハンバーグの完全体」だと太鼓判を押す、絶品の食べ方でした。
新感覚・新発見のカツオだしの冷たいハンバーグは、氷がかかっていてビックリしますが、話題性だけではなく味もハンバーグ専門店の底力を感じさせる一品でした。
■店名 ハンバーグの森 Green Green
■住所 浜松市中央区下石田町1801-1
■営業時間 11:30~14:00 17:30~20:00
■定休 月夜・火
■問合せ 053-540-2816
■駐車場 7台