犬が飼い主に『期待』をしているときの態度や仕草8つ 愛犬への配慮を忘れずに対応してあげよう
犬が飼い主に「期待」をしているときの態度や仕草
犬にとって楽しみなのは、食事やおやつ、お散歩に行くなど、大好きなひと時を過ごせる時間です。
そのため、飼い主のなにげない行動に(もしかしてこれは…?!)とつい期待してしまい、思わずしてしまう態度や仕草があります。
そのような愛犬の「期待」に応えてあげられるかどうかは別問題ですが、期待していることをスムーズに察知できれば適切な対応もしやすいですよね。
そこで今回は、犬が飼い主に「期待」をしているときの態度や仕草について解説します。愛犬に該当する態度や仕草はみられるでしょうか。
1.お座りをしてジッと見つめてくる
犬が飼い主に「期待」をしているときの態度や仕草としてよく見かける光景といえば、犬が飼い主さんの目の前にお座りをしてジッと見つめる行動です。
飼い主さんが犬のおやつの袋を手に取り、ガサゴソという音を立てただけで、瞬時にお座りをして見せる犬もいますね。
「早くおやつちょうだい!」と言わんばかりに、お座りをしてもソワソワしてしまう犬もいます。飼い主さんを見つめる目が、いつも以上にキラキラしていることも特徴です。
2.しっぽを振る
飼い主さんはまだ何も言っていなくても、「もしかしてお散歩?」と期待を胸に込めてしっぽを振ってくることもありますよね。
ただし、愛犬に近づいただけで何かを期待されてしまうことも多く、特に何の用でもない場合は気まずい空気になることもあるでしょう。
愛犬が勝手に期待してしまうのは仕方ないことですが、わざと期待させてガッカリさせるのはやめましょう。そのようなからかいは、愛犬の飼い主さんに対する信頼度を下げる結果になるためおすすめできません。
3.顔や手、足を舐める
ふいに愛犬が顔や手、足を舐めてくることもあります。これも、「遊んでほしい」「そろそろ散歩に連れて行って」といった期待からの行動です。
ただし、どちらかと言えば愛犬からの要求でもあるため、応じてしまうと要求クセがついてしまう可能性があります。
何事も愛犬からの催促ではなく、飼い主さんからの発信で進めるのが大切ですよ。
4.手を乗せてくる
前項に近いしぐさですが、飼い主さんの足や手に愛犬が手を乗せてくるのも何かに期待しているサインです。「ねえねえ」とばかりに前足でチョイチョイとしてくる愛犬のしぐさは、思わずキュンとしてしまうほどの可愛さですよね。
これは、遊びやおやつを催促している行動でもあるので、その時間でなければスルーしてしまうのもしつけのひとつです。
甘やかさない程度に、愛犬の期待に応えてあげましょう。
5.耳を前に向ける
(もしかしてご飯かな?)などと期待しているとき、犬の耳が前に向いているのがわかるかと思います。これは、飼い主さんの言葉や物音をしっかりキャッチしようとしている行動です。
犬としても正しい判断をするために、物音を聞こうとしています。飼い主さんが帰宅する音も、愛犬はしっかり耳を傾けていますよ。
6.体をすり寄せてくる
これから嬉しいことが始まるという予感をキャッチした犬は、飼い主さんに体をすり寄せることがあります。嬉しさと甘えが入り混じるこの行動は、期待で胸が膨らんでいる状態なのでしょう。
また、テンションが上がってしまい、体をすり寄せたり、床にひっくり返ってお腹を見せる犬もいます。期待をしているときの犬の行動は、予測不可能で面白いですね。
7.小さな鳴き声を出す
期待のあまりテンションが上がり、「ウー」や「クンクン」といった小さな鳴き声を出す犬もいますね。大きな声で吠えると怒られてしまうので、控えめな鳴き声を出すのが特徴です。
待ちきれずに「早く!早く!」と催促している状態でもあるので、きちんと「お座り」の指示に従わせるとよいですね。
8.後をついて回る
犬が飼い主さんの後をついて回るのも、何かに期待しているときです。「そろそろ散歩の時間じゃない?」「もしかしてご飯の準備する?」というような、その犬にとって好きな何かが始まることを期待しているのでしょう。
飼い主さんがキッチンにいる間、「何か食べ物がもらえる」と期待してついて回る犬も多いですね。うっかり犬が口にすると危険な食材を床に落とさないように、それだけは注意しましょう。
まとめ
今回は、犬が飼い主に「期待」をしているときの態度や仕草について解説しました。
犬が飼い主に期待しているときの表情は可愛らしく、今回ご紹介したような特徴的な行動を見せることが多いです。
この場合犬はとてもご機嫌な状態なので、その期待を裏切らないように、ほどよく付き合ってみてください。