【えっ】関東のファミマ限定「ウルフギャング」監修のウイスキーハイボール缶が意外過ぎた
ファミマで酒コーナーを漁っていると、気になるハイボールを見つけた。「ウルフギャング・ステーキハウス ハイボール」だ。税込み251円。
あの超高級なステーキ屋、ウルフギャングが監修したウィスキーハイボール缶だという。ググると、関東エリアのファミマ限定で1月28日から販売していたらしい。
こいつは監修元があまりにも強すぎる……! どんな仕上がりか気になるので飲んでみることに。
・ウィスキーと炭酸
ということで買って来たのがトップの画像。スタイリッシュな缶のデザイン。表にはウルフギャング・ステーキハウスについての簡単な紹介文が。
きっと肉と合う仕上がりなのだろう。期待せざるを得ない。アルコール分は8%。ほど良い感じだ。
成分を見ると、ウィスキーと炭酸のみ。いいぞ、潔いではないか。香料が入っていない。純粋にウィスキーと炭酸のみで勝負している。製造は宇都宮にあるアシードブリューの工場だそう。原酒は不明だ。
まあ美味ければ何でもOK。さっそく開けていこう。
開けた瞬間には、そんなに匂いがしない。近づいてよく嗅いでみると……甘い梅みたいな匂いがするな。ウィスキーとしては珍しくない。香りの面では、そんなに強い特徴は持っていない気がするぞ。
この時点でけっこう意外だ。個人的にステーキと合わせるなら、焼いた肉そのものの香りや、濃いソースの味に負けないパワフルさのあるウィスキーが良いのではないか……と思っている。
特に名門ステーキハウスが監修したとなれば、ほど良くスモーキーなヤツが来るのではないかと予想していたのだ。しかしこのあっさりしてそうな香り。興味深い。
・あっさり
それではグラスに注いでみよう。
炭酸は強くもなく弱くもなく。よくある感じ。色はこう。健全なウィスキーらしいカラメル色。
飲んでみると……
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> あっさりテイスト <
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えっ、マジで!? ステーキハウス監修のハイボールで、このあっさり感は驚きだ。 いやまあ香りの時点で多少は予想していたが、しかし飲んでみたら予想以上だった。
ステーキと合うのかどうかについては、合わないことは無いと思うが、しかしこれがベストかと問われれば、諸説あるだろう。ステーキ特化ではないと思う。
というか、このハイボールはほとんど主張しないので、合わない食べ物というのがあまり無い気がする。何と合わせてもサラッとふんわり寄り添いそう。
まずいい点としては、微妙なハイボール缶にありがちな刺々しいアルコール感が感じられないということだろうか。250円にしては悪くないと思う。
ということで、監修元のブランド力が強すぎるファミマの「ウルフギャング・ステーキハウス ハイボール」。ゴリゴリにステーキとのペアリングに特化したものかと思いきや、驚くほど軽めのテイストで飲みやすい仕上がりだった。
個人的にはステーキだけを意識しまくった、一点突破型みたいな強烈な個性のあるウィスキーハイボールを飲みたかったが、この軽めのあっさりしたハイボールも、これはこれでいいと思う。
普通にコンビニのスルメとかと合う。ウルフギャングの名を冠するハイボールでつまむスルメ。ちょっと面白い。これはウルフギャング関連で最も庶民寄りな一品かもしれない。
参考リンク:ウルフギャング・ステーキハウス
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.