【リアル給与明細】47歳、生産管理。老後が心配……。でも衝動買いがやめられません【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【47歳 生産管理】
【リアル給与明細】47歳、生産管理職の場合
プロフィール
47歳、男性
生産管理
▼現状
仕事内容は、自動車製造工場での生産管理業務。
労働時間は月176時間、残業は10.5時間程度。
ボーナスは160万円程度。
【相談内容】老後の生活が心配なので、貯蓄をしていきたいと考えています。しかし、ついネットショッピングで衝動買いをしてしまうので、改善したいです。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、老後の生活が心配で、貯蓄をしていきたいとお考えなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約666万円になります。
一方、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、質問者さんと同年代の男性の平均年収は約653万円*。
*……参考：国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は平均的な水準と言えそうです。
老後資金を守る！衝動買いを防ぐカレンダー活用術
質問者さんは、老後の生活が心配で貯蓄を意識しているのに、ついネットショッピングで衝動買いしてしまうことについてお悩みなのですね。
衝動買いは、ちょっとした工夫で改善できますよ。
衝動買いを防ぐには「お金の流れの見える化」がポイント
まずは、「お金の流れを見える化」して、明確に把握してみましょう。
衝動買いを減らすには、予算管理を意識した行動が効果的です。
欲しいものはカレンダーに書いておこう
おすすめは、欲しいものを「カレンダーに書き出す」方法です。
たとえば、ネットで1万円の鞄を見つけて「欲しい」と思ったら、すぐに買わずに、翌月のお小遣い日があるカレンダーに「今月買うもの」として書いておきましょう。
1か月後も欲しければ買ってOK
お小遣い日が来たときに、「カレンダーに書き出したもの」がまだ欲しいなら買っても大丈夫。
反対に「そうでもないな」と思えば、買わずに済んで自然と節約になります。
欲しいものが複数あるときは？
欲しいものがいくつかあるときは「これは来月」「こっちは再来月」といったように、予算を考えながらカレンダーに書き込んでいきましょう。
「この月は家族旅行があるから、買い物は控えよう」といったように、予定に合わせて調整することで、予算オーバーを防ぎながら計画的にお金を使えるようになりますよ。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均的な水準です。
・欲しいと思ったものをカレンダーに書き込んで「お金の流れを見える化」することがおすすめ。予算オーバーを防ぎながら計画的にお金を使えるようになりますよ。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。