5年ぶり、東京ディズニーランドで夜のキャッスルプロジェクションがスタート
「東京ディズニーランド」のシンデレラ城でプロジェクションマッピング「Reach for the Stars」が2024年9月20日からスタートした。ディズニーの名曲とともに、さまざなキャラクターが映し出される夜の名物イベントだ。コロナ禍を機に休止していたが、ディズニー、ピクサー、マーベルから10作品以上が集結し、パワーアップして帰ってきた。ここでは、この一大ショーの様子をレポートしよう。
オープニングは、ディズニーのキャラクターが次々に出現し、命を吹き込まれ空へ飛び立っていく様子が描かれる。はじめにティンカーベルが映し出され、魔法の粉をまきながらディズニーの世界へ手招きする。
初登場の「ウィッシュ」は、100周年記念アニメーション映画作品であり、スターというキャラクターはプログラム名ともマッチしている。スターが城の頂上まで飛び上がると同時にパイロが打ち上げられ、夜空にまで上って行くような演出が印象的だった。
ピクサーからは、「カールじいさんの空飛ぶ家」「あの夏のルカ」「メリダとおそろしの森」「ウォーリー」が登場。初登場の「ウォーリー」は、仲が良さそうなイブとウォーリーを祝福するようにパイロが何回も打ち上げられた。
注目したいのは新たに追加されたマーベルのキャラクターたち。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベルのほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのロケット、グルートなど馴染みのキャラクターが登場。ソーがハンマーを天へ掲げると、城の四方八方に炎の演出が。城全体に雷が映し出される場面は刺激的な瞬間であった。
フィナーレは約2分30分の中に40以上のキャラクターが入り乱れて、にぎわいを見せる。ピクサーの大ヒット映画『インサイド・ヘッド2』のシンパイやダリィなどといった顔も初お目見えされた。
公演時間は約20分で、1日1・2回実施される。キャラクターたちを輝かせる光や炎の演出が、シンデレラ城、そして夜空に彩りを与え、手を伸ばせば星に届きそうな幻想的な世界へと誘うだろう。
©2024 Disney
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©2024 MARVEL
©Disney.Based on the "Winnie the Pooh" works by A.A. Milne and E.H. Shepard.