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犬が『へそ天』する心理4選

犬が仰向けになって寝転がることを『へそ天』と呼びます。その姿は可愛らしい一方で、かなり無防備とも言えるでしょう。では、なぜ犬はこんなにも無防備な姿を飼い主さんに見せるのでしょうか？以下では、犬がへそ天をする心理を4つご紹介します。

1.安心している

犬が見るからにリラックスした様子でへそ天をしているときは、安心しきっています。犬にとってお腹は急所のひとつであるため、周囲の環境や人に安心感を持っていなければ、大胆にお腹をさらすことはできません。

愛犬が飼い主さんのそばで無防備にお腹をさらして眠るのは、飼い主さんを信頼し、安心できる存在として認識している証拠と言えるでしょう。

2.甘えている

犬がへそ天をしながら飼い主さんを見つめたり、尻尾を振ったりするのは、甘えのサインです。お腹を見せることで、飼い主さんに「撫でてほしい」「構ってほしい」とアピールしています。

愛犬がへそ天で甘えてきたら、その気持ちに応えて、優しくお腹を撫でてあげましょう。きっと喜びますよ。

3.降参や服従を示している

犬はお腹を見せて無防備な状態であることを示し、「もう降参です」「あなたに従います」と伝えることもあります。つまりへそ天は、降参や服従のサインであることもあるのです。

降参や服従のへそ天は、体を緊張させていたり、尻尾を後ろ足の間に挟み込んでいたりするのが特徴です。愛犬を叱っているときに、降参や服従のへそ天を見せた場合は、それ以上叱らないようにしましょう。

4.暑い

犬が舌を出してハァハァと荒い呼吸をしながらへそ天をしているときは、暑さを感じている可能性が高いです。犬は暑いと仰向けになり、被毛の少ないお腹を空気にさらして体温を下げようとすることがあります。

このような場合は、熱中症を防ぐために、エアコンの設定温度を下げたり、涼しい場所に移動させたりすることが重要です。

愛犬に『仰向け寝』してもらうコツは？

へそ天の寝姿は、『仰向け寝』とも呼ばれます。犬が仰向け寝をするのは、心から安心しリラックスしている証拠です。そのため、愛犬にもこのように寝てもらいたいと考える飼い主さんもいるでしょう。ここからは、愛犬に仰向け寝してもらうためのコツをご紹介します。

1.信頼関係を築く

犬が仰向け寝をするのは、飼い主さんへの信頼があってこそです。そのため、愛犬との信頼関係を築くことが大切です。日々のコミュニケーションを通じて信頼を深めていくことが、仰向け寝をしてもらうための第一歩となります。

ただし、飼い主さんを信頼していても、仰向けの姿勢になるのを嫌がる犬もいます。例えば、警戒心の強い犬は、仰向け寝をあまりしない傾向があります。普段から飼い主さんの指示に従い、愛情を示してくれるのであれば、十分に信頼関係が築かれていると言えるでしょう。

2.リラックスできる環境を整える

愛犬に仰向け寝をしてもらうためには、リラックスできる環境を整えることも大切です。静かで落ち着ける場所に寝心地のよい犬用ベッドを用意したり、快適な室温を保ったりすることで、愛犬は安心して仰向け寝をしてくれるかもしれません。

3.優しくマッサージする

愛犬の体をマッサージすることで、リラックス効果が期待できます。愛犬が気持ちよさそうにする場所を中心に、ゆっくりと優しくマッサージしてあげましょう。マッサージがリラックスを促し、愛犬がリラックスした結果、自然と仰向けになって眠ってしまうこともあります。

4.無理強いはしない

仰向け寝は、リラックスした状態の犬が自ら行うものです。無理に仰向けで寝かせようとすると、愛犬にストレスを与え、信頼関係が損なわれることがあります。無理強いは逆効果となるため、絶対にやめましょう。

まとめ

犬のへそ天は、ただ可愛いだけでなく、さまざまな心理が隠れています。愛犬がへそ天をしているときは、その様子をよく観察し、心理を理解してあげましょう。そうすることで、愛犬との絆が深まっていきます。

また、愛犬に仰向け寝をしてもらうためには、信頼関係を築き、リラックスできる環境を整えることが大切です。マッサージでリラックスさせるのも効果的です。無理強いはせず、愛犬が自分から仰向け寝してくれるまで、優しく見守りましょう。