静岡トレセン優勝、DF平松永遠(カワハラFC)が頭で決勝点。選手、監督コメント<第21回東海ユースU-12選抜サッカー大会>
東海4県の各地域選抜チームで争う「第21回東海ユースU-11、U-12選抜サッカー大会」が12月1日、エコパスタジアムで開催された。静岡県勢対決となった男子U‐12の決勝は、静岡トレセンが1−0で焼津トレセンを破って優勝した。
決勝は一進一退の攻防が続いたが、静岡トレセンは第2ピリオド、コーナーキックからDF平松永遠(カワハラFC)の豪快なヘディングシュートで決勝点を奪った。
静岡トレセンは昨年もU-11の部で優勝しており、選手たちにとっては“大会連覇”となった。
>>【大会結果】男子U-12は静岡トレセン、男子U-11は浜松トレセンが優勝
DF平松永遠選手(カワハラFC)
ー決勝のゴールを振り返ってください。
自分たちが良い形でコーナーの準備ができて、味方がいいボールを上げてくれたので自分は決めるだけでした。
ー自分たちの特徴は?
縦に早く、どんどん前にボールを当てていって、シュートまでいけるところが強みだと思います。
ー自分の得意なプレーは?
仕掛けて相手を引き付けて、良い形でパスをしたり、コースを狙ってシュートを打ったりするプレーです。
ー落ち着いてプレーしているように見えました。
ディフェンスなので、なるべくリスクがないようにセーフティーなプレーを意識しています。
ー好きな選手は?
ヴィッセル神戸の菊池流帆選手や、ファン・ダイク選手(オランダ代表)です。
ー今後の目標は?
絶対にプロになって、世界で活躍する選手になりたいです。
最前線で攻撃を引っ張ったFW漆畑悠人選手(静岡南SC)
ー優勝の感想を。
東海大会までキツイ練習もあったけど、みんなしっかり練習して乗り越えられて良かったです。
ー自分の持ち味は?
相手に負けない体の強さと、スピードが一番の武器です。
ー身長は?
169センチです。
ーサッカーを始めたのはどこで?
年中から静岡南で始めました。監督が『やろうよ』って言ってくれました。
ー参考にしている選手は?
ハーランド選手(ノルウェー代表)です。たくさん点を決めているところが好きです。
ーどんな選手になりたいですか。
プロ選手になって観客を魅了したいです。
野田侑成監督の話
ー大会の感想を。
選手たちは県大会から厳しい試合を戦い抜いてきました。トレセンとしては最後の大きな大会で日頃の練習の成果を選手たちは存分に出してくれたと思います。
ー普段はどこのチームで指導を?
FC沼津という中学生チームの監督をしていますが、そのチームを指導する前から自宅がある静岡市のトレセンに携わっていたので、今も関わらせてもらっています。
ー静岡学園OBだそうですね。
中学、高校と静岡学園で、県高校総体決勝と選手権準決勝では、このエコパスタジアムでゴールも決めています(笑)
ーおいくつですか?
31歳です。コンサドーレ札幌の長谷川竜也と同級生で、今指導しているFC沼津も彼と一緒にやっています。
ートレセン活動ではどんなことを大切にしていますか。
一人ひとり違うストロングポイントを生かせるようにすることと、6年生なので次のステップにつながるトレーニングを意識しています。球際や切り替えなど基本的なところに加え、プラスアルファで長所を生かせるように。
ー選手の選考基準は?
スピードや、ドリブル、シュート…。自分の強みを持っていることが第一になると思います。「戦うことができる」のが前提で、ストロングポイントを持っているかどうか。
ーこれから彼らに期待することは?
トレセンの活動は3月で終わってしまうので、次のステージで上を目指してどんどんやっていってほしいと思います。