「ルアー用集魚剤って効果あるの?」青物・アジング・エギング釣行で実際に検証してみた
TSURINEWSをご覧の皆様こんにちは。ライターのヨウスケです。ルアーゲームにおいて、「なんで食わないんだ!」ともう少しのところで帰っていく魚の思わせぶりな態度に悔しい思いをした経験がありませんか?同じような経験を重ねた筆者がルアー用集魚材を使って実釣検証をした一つの結果をお話しします。
ルアー用集魚剤とは?
皆さんは釣りにおけるルアー用集魚剤の存在をご存知でしょうか?これは簡単にいうとルアーにニオイや味をつけるという魅力的なお助けアイテム。
ルアー用集魚剤という言葉を知らない人は、ルアーに匂いをつける物をイメージすると「あっ!すでに使ってる!」と思いつくものがあるかもしれませんね。例えば、有名どころでいうとリキッドタイプのコチラ。
既に有名な、ソフトルアーに匂いと味をつける「ガルプ アライブ」です。ルアー用集魚剤にはリキッドタイプの他に、パウダータイプやスティックタイプのものがあります。
キスバイト対策
私はプラッキングやエギングをしていて、ヒット目前で見切られるキスバイトの多さに、「後一歩何が足りないんだ……」とよく悩んでいました。そして、「もしかして香りが魚の背中をポンっと押すのでは?」と考え始めました。
そこでハードルアーにも使えるスティックタイプの集魚剤「NUMERI」を選び釣果を実釣検証することとしました。
香りは鼻を近づけるとほんのり香る程度。ニオイがキツすぎるとバックや手まで強烈なニオイになるので個人的には嬉しいポイントです。
青物プラッギングで検証
さて今回は青物プラッキングでの実釣検証です。同じポイント同じ時間帯、潮のタイミングもほぼ一緒、もちろんルアーも同じものを使います。
初日はワンキャッチ
初日はルアー用集魚材を使わずにプラッキングをスタートします。最近はヤズがまわっているとのこと。潮も流れていて雰囲気があります。結果からいうと、ワンチェイスワンバイトとワンキャッチ。
60cm程度のハマチサイズをキャッチできましたが、もう一歩で口を使ってくれていない印象に、やはり歯痒さが残りました。
集魚材使用で釣果アップ
2日目はNUMERIを使って実釣開始です。使い方はとっても簡単。このようにルアーに塗るだけです。
「使っているうちに流れ落ちてしまわないのかい?」と思いますよね。2時間程投げ続けてもこのようにフォーミュラは落ちていません。必要であればこまめに塗りなおしてもよいかもしれませんね。
2日目の結果は2キャッチと昨日よりも少しだけ釣果が良くなりました。たまたまかもしれませんが、写真を見てわかりますでしょうか?ルアーをしっかり吸い込んでいますね。
この程度の実釣では、潮の状態や魚の活性でかわるのでは?とも感じますしハッキリとした効果の検証とはならないかもしれませんが、今回は釣果アップをすることができました。
アジングとエギングでは?
ハッキリと効果を感じたのはアジングとエギングでした。匂い付きのワームはアジに効果抜群。私は必ずリキッドタイプの集魚剤に漬け込んだワームを使っています。さらにエギングでも効果を感じています。そしてエギングではヌメリを使い出して20ハイくらい釣りましたが、以下の写真からわかりますでしょうか。
エギをイカがかじることが増えたように感じます。釣り上げてからもエギをガジガジと齧ることも。「合わせのタイミングが遅いのでは?」とは突っ込まないでくださいね。
つまり、イカがエギを抱いている時間の長さが伸びて、釣果につながるのではないかと思います。
個人的には効果あり!
私個人の感想ですが、ルアー用集魚剤には効果を感じています。そしてルアーゲームでは多くの場面で使うようになりました。皆さんも、魚からの思わせぶりな態度に悩んだ時にはルアー用集魚剤を使ってみてはいかがでしょうか?
<ヨウスケ/TSURINEWSライター>