みんなで楽しく涼しくなろう 打ち水大作戦@いちはら2024【市原市】
水鉄砲でずぶ濡れになって地球温暖化を防ぐ、夏にぴったりのイベントが、ちはら台公園で開催予定。
楽しみながら環境について学びましょう。
打ち水を通して環境問題を考える
打ち水大作戦は、残り湯などを使ってみんなで一斉に打ち水を行い、その効果を検証する試みとして2003年にスタートしました。
NPO法人などで構成される「打ち水大作戦本部」が呼びかけているもので、今年も全国各地でさまざまな活動が実施されます。
この活動を市原市でも行いたいと尽力しているのが、「食ベルノムコウ」代表の鹿毛恵理(かげえり)さん。
鹿毛さんは食に関する情報発信や料理教室の開催、マルシェへの出店などを通して食べることの向こう側にある一次産業や環境の大切さを伝える活動を行っています。
活動の中で、耕作放棄地の問題や里山保全の大切さを目の当たりにし、また気候変動について本気で考えるようになったという鹿毛さん。
温暖化の現状を周知し、少しでもできることをしたいと、昨年初めて上総更級公園でイベント「打ち水大作戦@いちはら2023」を開催しました。
市原市らしさを出すために、竹林の整備活動を行っている「市原SaToYaMaよくし隊」が手作りした竹の水鉄砲やひしゃくなどを用意し、子どもたちが楽しく学べるよう特別な許可を得て水鉄砲の打ち合いを実施。
展示スペースでは環境保全団体が取り組む活動に関するパネルなどを展示しました。
猛暑の中、打ち水効果で公園には涼しい風が吹き、子どもたちの笑顔があふれる大盛況の一日となりました。
今年はさらにパワーアップ!
今年は7月28日(日)ちはら台のコミュニティースペースとして新たにオープンしたちはら台TENTとの共催で、ちはら台公園で打ち水大作戦@いちはら2024の開催を予定。
キッチンカーなどでの飲食の販売や、地域の協力を得て、環境について学べる自由研究や竹の水鉄砲を作るワークショップなども行います。
「市内に打ち水大作戦が広がって、市原市が涼しく、より住みやすくなったらいいですね」と鹿毛さん。
当日は熱中症に十分気を付けてと呼びかけます。
人数制限を設ける可能性があるので、予約がお勧めだそう。
友達同士や家族で出かけてみては。
打ち水大作戦@いちはら2024
日時/7月28日(日)
午前10時~午後3時
場所/ちはら台公園
住所/千葉県市原市ちはら台西3-3
参加費/入場のみ 500円
オプション付き 1000円
※詳細はInstagramを確認
問い合わせ
Instagram/@uchimizu_ichihara