【延命寺臨海公園】スケートボード専用練習場やバスケコートのある公園(北九州市小倉北区)
国道199号線沿いにある「延命寺臨海公園」。スケートボードパークや野球場、バスケットコート、サッカーゴールなどがある公園です。
海沿いにあり、海を見ながら遊べるということを聞き、実際に行ってみました。
スケートボードパークやグランドなどスポーツが楽しめる施設が充実
延命寺臨海公園には北九州スケートボード協会が運営するスケートボードパークが設置されています。
約1000平方メートルの広さで、競技用の構造物はボウル(おわん型施設)、バンク(斜面)、ステア(階段)などがあります。利用できるのは、スケートボード・インラインスケートなどで、BMXは対象外です。
一般利用(無料)は土・日曜日と祝日の午前10時〜午後6時まで。スケートボードパークの管理を支援するサポーターに登録することにより、平日及び夜間(22時まで)の利用が可能になるそうです。
スケートボードパークの横には、高いフェンスが設置されたグラウンドもあります。訪問時も、野球を楽しむ人の姿が見られました。
そのグラウンドの裏手にバスケットコートもあります。通常コートが1面と3ON3(半面)コートが1面設置されており、海に面しているので景色を眺めながら運動ができてとても気持ちがよさそうです。
バスケットコートがある場所への行き方は少しわかりにくかったです。一旦公園を199号線沿いに出て、歩道を小倉駅方面に歩き、小さな小道を通るとすぐあります。
サッカーゴールのある広めのグラウンドもありました。本当に色々なスポーツができますね。
グラウンドには屋根付きのベンチがあり、本格的な試合なども楽しめそうです。
ただし、占有利用は、事前に申し込みが必要なので注意しましょう。
謎の白いオブジェのような遊具
スケートボードパークから海に向かって進むと、大きな白い三角のオブジェのような遊具が見えます。
長い三角の形をしており、近づくと硬いタイルが貼られています。登って滑り台のようにして使っている人を見かけたので、実際に登ってみました。
三角なのでどうやって登るか考えましたが、線に沿って下から上まで歩くと、意外と足がしっかりついて滑ることはなく頂上まで辿り着きました。
上まで登ると、海がしっかり見渡せます。ただ、高いところが苦手な編集部員は、写真を撮るのが精一杯ですぐに滑り台のようにして下まで滑って降りてしまいました。
平気そうに頂上に腰掛けて、景色を楽しんでいる子どもたちもいましたよ。
オブジェの反対側は、椅子のようになって座ってゆっくり海を眺められます。
海に向かってブランコが漕げる
延命寺臨海公園には、海沿いに遊具も設置されています。
登り棒や高さの違う2種類の鉄棒、ブランコも座面があるのとないのがありました。このブランコに乗って海に向かって漕ぐのも気持ちがよさそうですね。
その反対側には、砂場や登って遊べる青い遊具もあります。先ほどの白い遊具と違い、こちらは少し柔らかくて登りやすい素材でできており、小さな子どもでも登ることができそうです。
砂場の隣には、小さな滑り台や謎の生物の形をしたスプリング遊具もあり、小さな子どもも楽しめそうです。
砂場のある遊具の後ろには、丸太を半分にした形のベンチもありました。子供を見守りながら休憩することもできますね。
遊歩道「延命寺臨海緑地」を散策
遊具のある広場からは、海をゆっくり眺めることもできます。遠くに関門橋もあり、貨物船などの大きな船も通ります。
海沿いに遊歩道があったのでどこに続いているか気になって、行ってみました。
途中にベンチや東屋もあり、休憩しながらウォーキングを楽しんだり、景色を眺めながら座って休憩している人もいましたよ。
所々にフナムシが群れを作って生息しているので苦手な人はご注意を。
救命用の浮き輪も数箇所に設置されています。景色を見る時は、柵から落ちないように気をつけた方がよさそうです。
最後まで到着するのに10分ほどかかりました。遊歩道は「延命寺臨海公園」から北九州市新町浄化センターの近くまで繋がっています。
近くには、「延命寺臨海緑地」と記載がありました。
101台停められる有料駐車場を完備
公園には101台駐車できる(うち身障者用3台)有料駐車場が併設されています。最初の20分のみ無料とのこと。入出庫は24時間可能です。
また、公園内に北九州市シェアサイクル「ミクチャリ」も設置されていました。周辺の散策などに利用するのもいいですね。
延命寺臨海公園は色々な種類のスポーツをする場所があり、海を眺めることもできて、様々な楽しみ方ができる公園でした。
■所在地/北九州市小倉北区赤坂海岸1
■駐車場/あり(有料)
※2024年8月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)