新しい働き方とビジネスの出発点 周南市「Shunan Innovators Hub Aratana」
徳山駅から徒歩わずか1分の好立地にあるコワーキングスペース「Shunan Innovators Hub Aratana(アラタナ)」をご存じでしょうか?
2024年3月にオープンしたこのスペースは、多様化する働き方や新たなビジネスの創出を支援する場として、間もなく1周年を迎えます。アラタナで提供される充実した設備と利用プラン、さらにこの場所を活用して活躍する地元のマーケターの取り組みをご紹介します。あなたもアラタナを利用して、新しい挑戦を始めてみませんか?
多様な利用が可能な「アラタナ」の魅力
JR徳山駅北口を出て、すぐ右手の徳山銀座通りに入ってすぐのところにある「Shunan Innovators Hub Aratana(アラタナ)」(山口県周南市銀座1‐12 徳山セマディオビル5階)。
ビジネスなどのさまざまなニーズに応えるスペースを提供しているコワーキングスペースです。
例えば、会議室やサイレントエリア、コワーキングエリアなどがあり、仕事の内容や目的に合わせて選ぶことが可能です。出張中の人などが一時的に使う「ドロップイン」メニューに加え、月額利用プランも充実。
ドロップイン(一時利用)
1時間利用:500円/人
1日利用:1,500円/人
月額利用プラン
スタンダードプラン:15,000円/人
住所利用プラン(住所利用、郵便物受け取り):17,500円/人
登記プラン(法人登記、住所利用、郵便物受け取り):19,800円/人
また、法人向けプランもあり、具体的なニーズに応じて相談が可能となっていて、フリーランスや中小企業、スタートアップの方々にとって理想的な環境を提供しています。
さらに、住所利用や法人登記が可能な点は、起業を考えている方々にとって非常に大きな魅力です。
地元マーケター池ケ谷周平さんの挑戦
実際にこの場所を拠点に活躍している人もいますよ。
それが、マーケターとして活動する池ケ谷周平さんです。静岡県出身の池ヶ谷さんは、東京や名古屋、大阪、広島で培った豊富な経験をもとに、2022年に山口県光市へ移住されました。
移住後、地域企業への伴走型コンサルティングを中心としたビジネスを展開し、現在はリモートワークをしつつ、県庁のデジタルマーケターとしても活躍中です。
池ケ谷さんは、「山口県の経営者たちは地域を変えようという強い意志を持つ方々が多い。その影響を受け、私自身も自分の力で挑戦しようと決意しました」と語ります。また、地域ならではの人との距離感が魅力的であり、山口に来て本当に良かったと感じているそうです。
山口マーケティングサロン「FUGU Lab」の設立
池ケ谷さんにとって、マーケティングとは「企業が抱える問題を解決しつつ、自社の商品やサービスを顧客に認知させ、自然と売れる仕組みを作り上げる活動。」
山口県内の企業では、マーケティング担当者がいない企業が多く、まだその重要性が十分に浸透していない現状をうけ、2024年11月、池ケ谷さんは山口県内のビジネスパーソンや個人事業主がマーケティングスキルを高め、地域経済を活性化するためのコミュニティ「FUGU Lab」を設立しました。
おもな活動としては、定期的な勉強会やワークショップの開催、最新のマーケティング情報やトレンドの共有、メンバー限定のツールやケーススタディを活用した学び、イベントや交流会の企画・運営など。
このサロンは、単にマーケティングのスキルを学ぶ場であるだけでなく、地域の課題解決や新しいビジネスの創出を目指す仲間たちが集うコミュニティです。
「アラタナ」から広がる可能性
セミナーの様子(池ケ谷さん提供)
セミナーの様子(池ケ谷さん提供)
「アラタナ」は、ビジネスパーソンや学生など、さまざまな人々が集まる場として機能しています。この場所を利用することで、ただ仕事をするだけでなく、新たな出会いやアイデア、ビジネスチャンスを得ることができます。
池ケ谷さんは、「山口県から全国、さらには世界へ向けて発信できるビジネスやプロジェクトを生み出していきたい」と意気込みを語ります。こうした活動が地域の成長につながり、やがて大きな波となっていくことを期待せずにはいられません。
まとめ
駅近の利便性と充実した設備を兼ね備えた「Shunan Innovators Hub Aratana(アラタナ)」、そして地域に根差したマーケティングコミュニティ「FUGU Lab」。これらは、山口県から新しい挑戦を始める人々を力強く支える存在です。
「アラタナ」で生まれる新たな挑戦と、「FUGU Lab」が描く未来の可能性に期待しつつ、あなたもぜひこのスペースを利用してみてはいかがでしょうか?新しい出会いと挑戦が、きっとあなたを待っています。