大綱中合唱部 ハンガリー合唱団と交流 ホームステイにも協力
川崎市内のホールで先ごろ、さまざまな国際的な賞を受賞しているハンガリーのカンテムス少女合唱団のコンサートが行われ、歓迎演奏に招待された大綱中学校合唱部が演奏を披露した=写真。
カンテムス少女合唱団はハンガリーの小学校で音楽指導を続けるデーネシュ・サボー氏が設立、指導する合唱団。今回は同合唱団が香港の音楽フェスティバルの参加を予定していたことから、開催地からほど近く長年交流の続く日本に立ち寄ることになったという。来日公演は8年ぶりで、高津市民合唱団の指揮者、岩本達明さんらが30年以上同団指導者と交流してきたことから実現した。
また、日本からの歓迎演奏では高津市民合唱団等のほか、活躍する学校の合唱団などに岩本さんが「交流の機会を」と声をかけ、大綱中のほかに川崎市立坂戸小や法政大学第二中・高、湘南高も参加、演奏を披露した。
来日したのは45人で、合唱団メンバーは14歳前後。メンバーの日本滞在は高津市民合唱団の団員や参加した児童・生徒たちの家族の協力を得て、ホームステイで来日メンバーたちの受け入れが実現。大綱中合唱部2年の大金まどかさんは「交流を通じ打ち解けて仲良くなれた。本番も演奏の響きを聴けて勉強になった」と喜んでいた。