【鎌倉 イベントレポ】いどばた鎌倉 - 鎌倉駅から徒歩3分、ゆるっと集まる月一の井戸端会議
鎌倉駅西口から歩いてすぐ、SÔNGBÉ CAFE KAMAKURAで毎月第3金曜日に開かれている「いどばた鎌倉」。
鎌倉で暮らす人たちが、肩書きも年齢も関係なく、ふらっと立ち寄れる月に一度の「井戸端会議」と聞いて、初めて行ってきました。
初めての参加にドキドキ
看板を見つけました。早速入ってみます。
カフェの扉を開けると、店内はすでににぎやか!
コーヒーを片手におしゃべりを楽しむ人、ちょっと離れた席でのんびりしている人、テーブルに置かれたお菓子をつまみながら初めて会う人と笑い合う人…。
この日が初めての私も、最初は少しドキドキしていたのですが、誰もが自由に出入りできるこの空気感にすぐに馴染めました。
200円のチャージ料で、ゆるっと誰でも
「いどばた鎌倉」にはルールらしいルールはほとんどありません。
参加するのに必要なのは、200円のチャージ料だけ。
あとは、好きな飲み物やお菓子を持ち込んでもOKで、持ち寄ったものをシェアしてもOK。
今回私は手ぶらでお邪魔してしまったのですが、他の方が持ってきてくれたはちみつ紅茶と、佐渡島のカステラをいただきました。
初対面の人と「これ美味しいですね!」なんて言いながら食べるだけで、不思議とすぐ打ち解けられます。
会いたいときに、話したいだけ話す
「いどばた鎌倉」には決まったテーマはありません。
誰かと話したい人が集まって、ただおしゃべりをするだけ。
保育園のお迎え後にふらっと寄る人、仕事の前の息抜きに来る人、電車だけ眺めたい人までいて、どんな過ごし方も自由。
「なんかちょっと誰かと話したいな」
そんな気分のときにぴったりの場所です。
この場所を生み出した人、地域団体かまくらっぷ中井美緒さん
この“ゆるっとあたたかい”空間を作っているのが、地域団体かまくらっぷの中井美緒さんです。
鎌倉・大船・湘南エリアを拠点に、コミュニティデザインをテーマに活動されています。
中井さんが目指しているのは、地域に「こんな場所があったらいいな」を形にすること。
自治会など地域の人と一緒に、まちづくりに関わりながら、暮らしの中でふっと立ち寄れる「拠点」を増やしているそうです。
だから「いどばた鎌倉」も、特別な人だけの集まりではなく、誰でも気軽に混ざれる“地域のよりどころ”のひとつなんですね。
まだまだ広がる中井さんの活動
中井さんの活動は、これだけにとどまりません。
2025年8月4日〜7日には「サークルマーケット」というイベントを企画されています。
このマーケットは、親子で気軽に遊べる場所であり、飲食もできる、ちょっとした地域の拠点のような場所になるそう。
面白いのは、「こども店長」がやりたいお店を出せるところ!
日中は親子で、夕方からはカラオケタイムもあるそうで、大人も子どもも楽しめる“遊べるマーケット”です。
まとめ 月一の息抜き、話したいときに話せる幸せ
大人になると、ただ誰かと雑談する時間って、意外と貴重だったりします。
「いどばた鎌倉」は、そんなちょっとした“心のすきま”を埋めてくれる、ゆるくて温かい時間でした。
おいしいお茶と誰かのおすすめのお菓子をつまみながら、初めましての人と話して笑って。
気が向いたらふらっと行って、またふらっと帰る。
そんな場所が、鎌倉の真ん中にあるって、すごくいいなと思いました。
次は私もお土産片手に「いどばた」でおしゃべりしてみようと思います。
今度はどんな人と、どんな美味しいものと出会えるんだろう。
今からちょっと楽しみです。
皆さんもぜひ行ってみてください!
いどばた鎌倉
開催日時
毎月第3金曜日
8:30~10:30
(8月はお休みです。詳しい開催情報時はInstagramをご覧ください。)
開催場所
SÔNGBÉ CAFE KAMAKURA
神奈川県 鎌倉市御成町13-32
JR鎌倉駅西口・江ノ電鎌倉駅 徒歩3分
駐車場:なし
参加費
200円(税込)
主催
地域団体かまくらっぷ