逆に消費するの?「iPhone」のバッテリーをかえって消費する“NG操作”「いつもやってた…」
iPhoneのバッテリーの減りが早いのは、普段なにげなくやっている“あの操作”が原因になっていることも……。バッテリーを長持ちさせるためには、日常の操作で気をつけるべきことがあるのだそうです。今回は、スマホの役立つ情報をYouTubeで発信している“みずおじさん”に「やらないほうがいい操作」を教えていただきました。
教えてくれたのは……みずおじさん
システムエンジニアとして働いた経験を活かし、YouTube(みずおじさん)で主にiPhoneやiPad、MacなどのApple系端末やスマホの役立つ情報を発信中!
iPhoneのバッテリーを節約するために見直すべき設定
iOS18になって大きく変わったのが、「設定アプリ」「バッテリー」「プライバシー」の3つです。ここを見直すと、バッテリーの節約につながるかもしれません。特に、設定アプリは再設計されて設定位置や順番の変更があり、新しい設定も増えています。増えた設定や無駄な設定のオン・オフを見直して、快適に使えるiPhoneにしていきましょう!
今回は、日常の操作で気をつけるべきポイントをピックアップしてご紹介します。
起動履歴を落とすのはNG!
「起動履歴を落とす」というのは、下からスワイプしたときに表示されるアプリの履歴を、バッテリー消費につながるからといってクリアすることを指します。
「バッテリーを節約しよう」と考えて、上にスワイプして起動履歴を落とす方もいますが、この操作はかえってバッテリーの消費が増えることがあります。
「iPulse」というアプリ(※有料アプリです)を使ってiPhoneのCPUの動きを確認してみると、何もしていない状態(上の画像)に比べて、アプリを起動したとき(下の画像)はCPUの使用率が一気に跳ね上がっていることが分かります。アプリを起動する際には、多くのパワーが必要だからです。
iOSは優秀なので、バックグラウンドに回ったアプリは5秒程度で停止するようになっています。要するに、起動履歴に残っていても、アプリは裏では動いていないことになります。
起動履歴を落としてから再起動させてみると、画像を見て分かるように、再び最大電力が必要になります。先ほどお伝えしたように、アプリは立ち上げ時に多くのパワーを消費するため、起動履歴を落とさないほうがバッテリーの節約になるということです。
もちろんアプリが重いときには起動履歴を落としてもOKです。ただし、バッテリー節約の観点から見ると、起動履歴を落とすことにはほとんど意味はなく、むしろ逆効果になることを押さえておきましょう。
普段なにげなく行っている操作が、バッテリーの消費につながることがあります。バッテリーを長持ちさせるために、ぜひ操作方法のポイントも知っておいてくださいね!
▼詳しい操作方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
shukana/webライター