多彩な活動の富里市立図書館「とみらいテラス」は情報・文化・芸術の発信拠点へ
「とみらいテラス」という愛称を持つ富里市立図書館が「情報・文化・芸術の発信拠点」としての活動を積極的に進めています。ギャラリーではさまざまなイベントを開き、児童書コーナーには専門家のコンシェルジュを置いています。
市民活動の場に図書以外の機能も
同図書館は2003年3月に開館。
富里市が全国有数のスイカの産地であることやサラブレッドの日本発祥地であることから、関連する本を多く収蔵していることで知られます。
しかし、開館から20年近くがたち、図書以外にも、生涯学習機能の文化・芸術を融合させた複合施設を目指し、22年10月から「情報・文化・芸術の発信拠点」として始動しています。
図書館の愛称も市民公募で「富里」「未来」「テラス」が融合する「とみらいテラス」に決定しました。
新しい事業としては、1階には芸術作品に触れらえる場として市民ギャラリーを置き、次代を担う芸術家や包括連携協定を結んでいる日本大学芸術学部との連携による事業を進めています。
ギャラリー展示や関連した講演会も
ギャラリーでは本年度は以下のような展示が予定されています。
「星の写真」と「星・宇宙の本」展(仮)は、北総地域を中心に活動する天文サークルによる星の写真作品と図書館所蔵の星・宇宙の本を展示するコラボ展となります。
7月初めから月末までの予定。
宇宙関係の講演会「宇宙への挑戦」(仮)の対象は小中高生。
ロケット開発から有人宇宙飛行、人工衛星、月・惑星探査、宇宙ステーションなどに関した講演を7月21日(日)に予定。
25年1月には、動物画の原画展を予定。
動物画家として図鑑、絵本などで幅広く活躍された薮内正幸氏(1940〜2000)の原画を展示します。
毎週土曜は絵本の読み聞かせ
児童書コーナーではコンシェルジュが在席し、利用者のどんな本を選んだら良いかなどの相談に乗ります。
毎週土曜日には児童を対象にした絵本の読み聞かせの「おはなしの会」を開いています。
同図書館担当者は「今後も複合的な機能を生かし、市民生活を豊かにし、共に成長する施設として、活用を図っていきます」と話しています。
※問い合わせ
電話番号/0476-90-4646
富里市立図書館