大磯テニスアカデミー コーチ・選手が活躍 秦野市テニス協会主催の大会で
大磯テニスアカデミーのコーチ、選手が、このほど開催された秦野市テニス協会主催の2大会で好成績を収めた。8月から11月にかけて開催された第1回秦野市テニス選手権大会の男子シングルス一般で、同アカデミーコーチの横山洋一さん(42)が優勝、第15回秦野市ジュニアテニス大会(11月10日〜24日)の10歳以下(男女混合)シングルスで川上史織さん(9)が準優勝した。
コーチの背中見せ
同大会で3回目の優勝を果たした横山さん。昨年、膝をけがしたことから2年半ぶりの大会出場となり、「優勝という形で復活できてほっとしています」と胸をなでおろす。
決勝の相手は28歳だったといい、「年齢的にも運動量が上がることはない。技術はあるので、どれだけミスをなくすかに集中して勝ち切ることができた」と振り返る。
コーチ歴22年。大会に出るのは、教えている皆さんに挑戦する姿を見せたいという思いから。「コーチだから勝たなきゃというプレッシャーがあった。みんな優勝をよろこんでくれてよかったです」と笑顔を見せた。
目指すはプロ選手
川上さんは「習っていた英語の教材にテニスが出てきて興味を持った」と、小学校1年生の夏からテニスを始めた。「1人でいろんなことを考えながらやるのが楽しい」と笑顔を見せる。「プロ選手になりたい」と週4回の練習を重ねている。
今大会では得意のフォアハンドが決まったといい、緊張もせず順調に勝ち上がった。「決勝の相手は守りを固めて、チャンスボールがきたら攻めてくるような子で苦手なタイプだった。負けてしまって悔しい」とぽつり。
バックハンドの深い返しが苦手だといい、「そこを克服できれば次は勝てるはず。練習あるのみ。またチャレンジしたい」と話していた。