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「すごく気になる…」カンニング竹山が語るフジテレビ問題の新たな展開とは?

文化放送

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 2月10日の放送は、フジテレビを巡る騒動について私見を述べた。

邦丸「竹山さんが今日、取り上げる話題は何でしょう?」

竹山「またその話かと思うかもしれませんけど、ず~っと世の中を賑わせているフジテレビの問題です。これがね、フェーズが変わってきたというか、いろんな目線で見なきゃいけなくなってきたんじゃないかと思うんですね。まあ、別に我々は関係ないから見なくてもいいんですけど。

この問題って、初めは週刊誌が出した中居さんの問題で、それ自体もよく分からないところがあって。次にフジテレビが「いい加減にやってたんじゃないか」と言われ、例の記者会見があり、「オールドメディアは、そんな閉ざされたやり方をするのか」みたいな声があり、そして「10時間やりました」っていうのがあり、「じゃあ、企業としてのガバナンスはどうなってんだよ」などとワイワイやってきた、ということになりますよね。

そこから、もう一つ、動き出したものがあるみたいなんです。これ、はっきり言うと私は素人で詳しくは分からないんですけども、要は会社の株価の問題です。フジ・メディア・ホールディングスの株価の動きが、ざわつき出してるようだぞという問題が…問題じゃないのかな?それが起こっているようなんです。

建て付けで考えると、中居さんの問題が一つ、フジテレビという会社のガバナンスの問題が一つ、そして株主総会もありますからフジ・メディア・ホールディングスの株の問題、この3つがあるんじゃなかろうかと思うんですね。

それを全部解決しようとするとなかなか話がややこしくなってくる。でも、やっぱり根本は何があったかを説明するべきだと僕個人は思っているんです。元が分からない状態だと、言うことが散漫になるというか、いろいろな意見に分かれるんです。

で、株価の問題は、これもいろんな考え方があると思うんですけど、ここ数日でフジ・メディア・ホールディングスの株を、レオス・キャピタルワークスという会社が一気に5.12%まで保有したんですよ」

邦丸「保有した」

竹山「株をグワーッと買い始めたわけですね。こういうことになってる間に買ってるわけです。レオス・キャピタルワークスは、保有目的について報告書で「純投資」とおっしゃってるわけです」

邦丸「純粋な投資なんですよと」

竹山「一方、アメリカのダルトン・インベストメンツという投資信託会社は、日枝さんが独裁者だと、何十年も1人がやっている会社はおかしいと、だから辞めろという書簡を出したわけです。ダルトンは7%ぐらいの株を持っていて、「物言う株主」と言われていますから、今度の株主総会でもなんか言ってくると思います。また、経営陣を全部変えるまでではない、という人もいます。

そんな中で、レオス・キャピタルワークスが株を5.12%まで買っている。これは何なんだというのがすごく気になる。…というか、詳しい人に聞いたら説明できると思うんです。僕みたいな浅い知識で申し訳ないんですけど。それで、株価も上がってくるわけですよ。実は、投資家の人とかは、もう次のフェーズに入っていて、この会社がどうなるのか、どうするのかなど、何か動き出してるんじゃなかろうかと思うんです。株で儲けようとしてるのか、M&Aをしようとしているのか、どうなるかは分かりませんけど。

だから、初めに週刊誌で出て「なんだこの問題」って我々が思った以上のことが動き出しているので、ここも注目しなきゃいけないのかもしれません」

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