YBS山梨放送の深田幹規アナが おススメ! 今こそ飲みたい山梨ヌーボー
パートナーのアナウンサーの趣味や特技、そして地元をフィーチャーした持ち込み企画をおこなってきたノゾキアナ。
この日のパートナー、YBS山梨放送の深田幹規アナがお届けするのは
【ワインの秋、到来。今こそ飲みたい山梨ヌーボー】
秋といえば「食欲の秋」「芸術の秋」、そして「ワインの秋」ということで、山梨では秋の風物詩となっている山梨ヌーボーが解禁を迎えます。
ボージョレ・ヌーボーの今年の解禁日は11月20日(木)ですが、山梨ヌーボーは一足早い11月3日が解禁日です。山梨のワインのルーツは明治時代。日本で初めて本格的にワイン造りが始まったのが、山梨県1870年、甲府の僧侶・山田宥教と詫間憲久によって日本で最初のワイン造りが始まったそう。
甲府は盆地のため昼夜の温度差が大きく日照時間が長い気候、さらに傾斜地が多い土地柄。 そんな気候・風土はぶどう栽培には適しており、土地の固有種である甲州種のぶどうを用いて日本で初めて国産ワインが製造されました。その後日本ワインの中心地として発展。ワイナリー数およそ100社は日本一。また日本ワインの生産量も日本一。国内のおよそ3割を占めています!
国際コンクールで金賞を受賞するなど、その品質は高く評価され、山梨ワインのさらなる発展を図るため、県知事が令和元年8月に山梨「ワイン県」も宣言しました。
ということで気になる「山梨ヌーボー」
山梨県でその年に収穫された甲州とマスカット・ベーリーAで造られたワインで、日本ワインの原点ともいえる2つの品種で造られる、特別な新酒です。新種ならではのフレッシュでフルーティーな果実の香味が特徴なんですって!
<甲州(白ワイン)>
すっきりとした酸味と柑橘を思わせる爽やかな香り。和食とも相性が良く、上品な味わい。
<マスカット・ベーリーA(赤ワイン)>
苺やさくらんぼを思わせるフルーティーな香りと、軽やかな飲み心地が魅力。チャーミングな赤ワインに仕上がります。
そんな山梨ヌーボーを楽しめるイベントが!東京での開催は終わってしまいましたが、山梨では11月16日日曜日に甲府市の小瀬スポーツ公園で行われます。
山梨県内のワイナリー34社60銘柄以上の新酒ワインを試飲しながら、その場で購入も。最大の魅力は、県内各地から集まるワイナリーの新酒を一度に試飲できるとのこと。
ワイン好きなみなさん、是非足を運んでみてくださいね!
(TBSラジオ『ONE-J』より抜粋)