神戸トリックアート「不思議な領事館」の魅力とは?子どものワクワクを刺激
神戸・北野の異人館街にある「神戸トリックアート 不思議な領事館」は、親子で楽しめる体験型の美術館です。 だまし絵や錯覚を利用したアートが館内いっぱいに広がり、写真を撮るだけで絵の中に入り込んだような一枚が撮れます。1歳の娘と訪れたときも、さまざまな展示に夢中になって笑顔が絶えませんでした。 この記事では、実際に行って感じた不思議な領事館の見どころや、子どもと一緒に楽しむコツを紹介します。神戸で家族の思い出を作りたい方はぜひ参考にしてください。
神戸トリックアート「不思議な領事館」ってどんなところ?
神戸北野の異人館街にある「神戸トリックアート 不思議な領事館」は、目の錯覚を利用したアートを楽しめる体験型の美術館です。
外観は歴史を感じる洋館ですが、壁や床、天井いっぱいに描かれた絵の中に入るようにして写真が撮れます。
カメラやスマホを片手に、子どもと一緒に「ここに立って!」「もうちょっとこっち!」と盛り上がれるのが魅力です。
施設のスタッフさんが撮影スポットやポーズをアドバイスしてくれるスポットもあるので、トリックアートが初めてでも楽しめます。
親子で楽しめるトリックアート体験
親子で楽しめるトリックアートの魅力を3つ紹介します。
・見どころ1:飛び出すアートで写真映え
・見どころ2:不思議な錯覚!巨大化エリア
・見どころ3:ちょっぴりスリルな人気展示
気になるところからチェックしてみてください。
見どころ1:飛び出すアートで写真映え
入口を入ってすぐのエリアでは、まるで絵の中から飛び出してきたような立体アートが迎えてくれます。
サメに追いかけられているように見える構図や、サーフィンをしているスポットなど、思わずシャッターを切りたくなるポイントがたくさん。家族でおそろいポーズをとって撮るのもおすすめです。
見どころ2:不思議な錯覚!巨大化エリア
部屋の中で立つ位置を変えるだけで、大きさがまったく違って見える不思議なエリアです。親が小さく、子どもが大きく見えたりと、まるで魔法のような写真が撮れます。場所を交代しながら撮影すれば、思わず笑顔になるようなユニークな一枚に。
スマホを置ける撮影スポットもあり、家族全員で記念撮影を楽しめます。SNSでも人気の撮影ポイントで、思い出作りにぴったりです。
見どころ3:ちょっぴりスリルな人気展示
館内には、高い場所を渡る吊り橋やドラキュラに食べられそうになる展示があります。足元や壁の描写を活かして、あえて少し背伸びして撮ると、リアクションが子どもからも出やすく、躍動的な写真が撮れておすすめ。
撮影するときは、子どもを少し前に立たせて、ママやパパが少し後ろで支える体勢にすると安心感も出て、写真にもやさしい雰囲気が伝わります。
ドキドキしながらも笑顔いっぱいの表情が引き出せるので、家族の思い出に残る一枚になるはずです。
1歳児が夢中になったトリックアート
館内を歩いていると、1歳の娘が一番反応したのが「犬を探すトリックアート」でした。
紅葉の絵の中にたくさんの犬が隠れています。
娘は絵に近づいて、指を指したり笑ったり。一匹を見つけたら、また別の犬を探して。ずっとこのアートの前から動きませんでした。
色や形がはっきりしているからか、1歳でもしっかり反応して楽しめるのが印象的でした。見るだけでなく探して、触れるような体験ができるのも、トリックアートの面白さです。
トリックアートの写真を上手く撮るコツ
素敵な写真を撮る3つのコツを紹介します。
・カメラのフラッシュはオフにする
・カメラを固定にする
・アートに合わせてポーズをする
ちょっとしたコツを意識するだけで、写真の仕上がりが変わります。ぜひ試してみてください。
カメラのフラッシュはオフにする
館内はスポットライトなどで展示が演出されており、公式サイトでも「館内は暗いですが、スポットライトがあるため、フラッシュ設定をしないほうが、きれいに写真を撮ることができます。」と案内されています。
フラッシュを使うと、展示の陰影が飛んでしまったり、錯覚の効果が弱まることがあります。スマホの場合は、夜景モードや低光量モード、HDRなど暗めでもきれいに撮れる設定にしておくと安心です。
親子で撮るなら、子どもが動いた瞬間にシャッターを切るとブレや暗さで失敗しやすいので、少し明るい位置で、展示ライトがしっかり当たるスポットを探しましょう。
カメラを固定にする
写真をきれいに撮るには、カメラをしっかり固定しましょう。館内はやや暗いため、シャッター速度が遅くなり、手ぶれしやすくなります。
館内にある撮影用の台にスマホやカメラを設置してタイマー撮影をするなど、動かさずに撮る工夫をしてみましょう。また、手ぶれ補正機能をオンにしておくのもおすすめです。
撮影後にすぐカメラを動かすとブレることがあるので、撮ったあと1秒待つことを心がけるだけでも失敗は減ります。
アートに合わせてポーズをする
トリックアートの展示のそばには、おすすめのポーズや立ち位置が案内されています。まずはそのガイドを参考にして、絵の中に入り込めるポーズをとってみましょう。
案内どおりに立つだけでも、リアルな錯覚写真が撮れます。慣れてきたら、アレンジを加えてみるのも楽しめます。
たとえば、ママが「落ちそう!」のポーズをして、子どもが「助ける」ように手を伸ばすと、物語のある一枚に。立つ・座る・ひざを曲げるなど、角度を変えるだけでも印象が大きく変わります。
展示のヒントを活かしながら、親子でポーズを工夫してみると、世界にひとつだけの楽しい写真が撮れます。
まとめ
神戸北野にある「神戸トリックアート 不思議な領事館」は、親子で楽しめる体験型アートスポットです。
絵の中に入り込むような写真が撮れる仕掛けや、巨大化エリア、スリル満点の展示など、子どもの好奇心をくすぐる工夫がたくさんあります。
撮影のコツを意識すれば、より臨場感のある写真が残せます。スタッフのサポートもあるので、トリックアート初心者でも安心です。
神戸観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
施設情報
名称:神戸トリックアート 不思議な領事館
住所:兵庫県神戸市中央区北野町2丁目10-7
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
入場料:大人880円/小人220円(大人は中学生以上、小人は小学生の料金)
アクセス:JR三ノ宮駅・阪急三宮駅から徒歩15分
公式サイト:神戸トリックアート 不思議な領事館