ヨルノヨツルミ まちがカップルを祝福 鶴見銀座商店街でパレード
鶴見ゆかりのカップル２組が鶴見銀座商店街をパレードする「ヨルノヨツルミ」がこのほど行われた。若い世代を応援し、鶴見のまちや観光スポットを盛り上げようと区内企業らが協力して初開催。パレード後には横浜ベイブリッジの展望施設でウェディングフォト撮影も行われ、幸せな空気に包まれた。
今回のイベントは鶴見銀座商店街のほか、多くの地元企業らが協力して実施。実行委員長の中西美里さんは「若い人にもっと鶴見に愛着を持ってもらえるようなイベントを行いたかった。秋ごろから声掛けを進め、皆さんが本当に協力的でありがたかった」と話す。また、横浜都心臨海部で行われたイルミネーションイベント「ヨルノヨ」ともコラボして行われた。
当日はライトアップされた商店街に約５００人の住民らが集まった。サックス演奏やダンス演技で盛り上がる中、ウェディング姿のカップル２組がオープンカーで登場。華やかな雰囲気で商店街をパレードし、沿道から「おめでとう」など祝福の声が飛んだ。
パレード後、カップルたちは鶴見の観光名所でもある大黒ふ頭、横浜ベイブリッジ併設のスカイウォークの展望施設「スカイラウンジ」に移動。親族らとウェディングフォトの記念撮影や、この日のために制作された動画の上映などが行われた。参加したカップルの１人、田野井翔一さんは「鶴見で産まれ育って、スカイウォーク周辺はよくドライブデートに来ていた思い出の地。またとない機会に鶴見の皆さんに祝っていただき嬉しい」と笑顔で語った。
実行委員長の中西さんは「パレードを見た若い子たちが『結婚式っていいな』と思ってもらえるよう、今後も継続して企画を行うことができれば」と話した。