伊賀ドキの人 どこでも活躍できる人に
辻本裕貴さん（33）
伊賀市文化都市協会事務局総務課兼事業課に4月から勤務する。
三重県津市出身、伊賀市在住。関西大学で心理学を学び、昨年まで同大学で働いていた。幼いころから、忍者や城など昔の風情が多い伊賀市に来るとわくわくしたといい、クラシック音楽や絵画好きであったこともあり、同協会の求人を知った際、迷わず応募を決めたという。
当初は、慣れない土地や多岐にわたる仕事に慣れず、大変だったというが、今は接客対応や会場設置など、やりがいを感じている。
「覚えることがいっぱいだが、教えてくれる優しい先輩の元、いろいろ勉強中」と笑顔。心掛けているのは「相手に寄り添うこと」。ゲーテの「人間の最大の罪は不機嫌である」の言葉を大切にしており、「さまざまな場所で多くの経験を積み、多彩なスキルを身に着け、どこでも活躍できる人材を目指したい」と話した。
休日は大阪の海遊館や和歌山のアドベンチャーワールドなどのペンギンコーナーで過ごすこともあるほどのペンギン好き。自宅にはぬいぐるみやフィギュアなど、100点以上のペンギングッズが並ぶ〝祭壇〟があるそうだ。
2024年9月28日付876号5面から
