レストランシェフも絶賛 サッポロ一番みそラーメンでつくる「ごま豆乳担々麺」が本格的すぎた
インスタントラーメンの金字塔「サッポロ一番みそラーメン」を使ったアレンジレシピを、レストランで料理長を務める「麦ライス」さんがXで紹介し、話題になっています。
調理にひと手間加えるだけで、なんと「ごま豆乳担々麺」が作れてしまうのだとか。麦ライスさん自身も「専門店レベルの美味しさ」と絶賛するこのレシピを、実際に作ってその味を確かめてみたいと思います。
調理に際し、必要な材料は以下の通り。麦ライスさんが投稿に添えた写真のごま豆乳担々麺には、定番の青梗菜や煮卵、小ネギなどがトッピングされていますが、今回は素の状態で楽しむため、分量には含めていません。トッピングはお好みで自由にアレンジしてください。
【材料】
・サッポロ一番みそラーメン……1袋
・豆乳……300ml
・ねり胡麻……大さじ2
・豆板醤……小さじ3分の1
・砂糖……小さじ2分の1
・ラー油……少々
まずは鍋に300mlのお湯を沸かし、そこへインスタント麺を投入します。通常調理時のおよそ半分の湯量なので、もしあれば小さめの鍋を使うか、箸で麺をほぐすなどしながら茹でましょう。
3分経ったら付属の粉スープ1袋、豆乳、ねり胡麻、豆板醤、砂糖を加えます。なお、豆乳は長時間加熱すると分離してしまうので、豆乳を加えたら軽く沸騰する程度に止めるのがポイントとのこと。
その後器に移し、ラー油を数滴垂らせば完成です。うっすらと赤みがかり、濁ったスープはたしかにごま豆乳担々麺のそれですが、果たして味のほうはどうでしょうか?いただきます!
早速ひと口食べてみると……う……うまぁ~っ!ベースとなるみそ味の中に、香り高いごまの風味と、豆板醤の辛味が同時に感じられ、本格的なごま豆乳担々麺へと変貌を遂げています。
もちろん元のみそラーメンも十分においしいのですが、このごま豆乳担々麺からは、インスタント感がまるで感じられません。それでいて、「何か付け足した感」も感じられず、全体としてしっかりと味がまとまっている印象です。
おそらくこれを何も知らずに食べた際に、サッポロ一番みそラーメンがベースになっている、と気付く人は少ないのではないかと思います。それくらいに別物で、麦ライスさんが「専門店レベル」と唸るのも納得のおいしさでした。
麦ライスさんの調理例のように、具材を添えればより本格的なごま豆乳担々麺が楽しめることでしょう。なんとなくインスタントラーメンをディナーにすることははばかられますが、これならむしろ毎晩食べたいレベル。気になった方はぜひお試しあれ。
<記事化協力>
麦ライス(シェフ)さん(@HG7654321)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025013010.html