秋のはじめのおそうざい「太刀魚のピリ辛煮」
夏から秋のはじめは、太刀魚が最もおいしい時季。くせが少なく程よく脂がのった、上品な味わいです。ウロコがなく、ワタも少なく、扱いやすいのもうれしいところ。甘辛い照り煮はご飯によく合い、ほかの魚にも応用できるので、ぜひおうちの定番に加えてください。
太刀魚のピリ辛煮
【材料】(2人分)
太刀魚 2切れ, A(水 カップ1/2, 酒 カップ1/4, しょうゆ 大さじ2, 砂糖 大さじ1+1/2), しょうが 3枚, 七味とうがらし 適量, 薬味(ねぎ 10cm, しょうが 1かけ, ブロッコリースプラウト 1パック), 小麦粉, サラダ油
【つくり方】
1. 【薬味】のねぎは長さを半分に切り、縦に切り目を入れて芯を除き、せん切りにする。しょうがはせん切りにする。スプラウトは根元を切り落とす。【薬味】を合わせてサッと水にさらし、水けをきる。
2. 太刀魚はサッと洗って水けを拭き、両面に5mm幅の切り目を入れる。両面とも、背ビレの付け根に沿って切り目を入れ、小麦粉を薄くまぶす。
3. フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、【2】を並べて焼く。断面が白くなったら上下を返し、【A】を加えて煮立たせ、しょうがを散らす。煮汁をすくって全体に回しかけ、オーブン用の紙で落としぶたをし、フライパンのふたもして中火で7~8分間煮る。
4. ふたと落としぶたを取って七味とうがらし少々をふり、煮汁をすくって全体に回しかける。煮汁が半量ほどになったら器に盛って【1】を添え、好みで七味とうがらし少々をふる。