少しずつ色々な種類が楽しめる「クルミの実」の“毎日でも食べたい”おばんざい定食 宝塚市
"少しずつでいいから色々なものを食べたい"そう思うものの家ではなかなかできないですよね。そんな願いを叶えてくれるお店を売布に発見!さっそく取材に行ってきました。
行ってきたのは、阪急「売布神社駅」すぐの『クルミの実』。ロータリーのすぐ向かいにあります。
小ぢんまりとした店舗ですが、ミッドセンチュリー調で落ち着く雰囲気。三姉妹で経営されている同店ですが、元パタンナーだという長女のセンスが光るかっこいい内装です。ゆったりとしたテーブル席もあるので友人と一緒に行くのも良さそうです。
同店の1番人気メニューは「本日のおばんざい定食」。栄養士でもあり野菜ソムリエの資格を持つシェフの次女が"身体にいいものを美味しく食べてほしい"との思いで提供しているメニューは、一品一品手作りされたおばんざいがいっぱい。彩り豊かで見るからに美味しそうです。
内容は日によって変わるそうですが、この日のメニューは「鶏の照り焼きと素揚げの野菜」「豆腐の生湯葉あんかけ」「牛すじ肉のにごり」「カボチャのサラダ」「玉子焼き」「練り物の煮物」「もずく」「チーズケーキ」「食前酒(ベリーとぶどう)」。
そして「グラタン」と味噌汁にご飯。品数が多く嬉しくなってきます!ご飯はプラス150円で牛ごぼうご飯に変更することもできるそう。
何から食べようか迷いましたが、まずは「牛すじ肉のにごり」から。幸せな気持ちになるような優しい味わいです。
こちらは素揚げのお野菜。野菜を多めにすることを意識しているそうで、色々な野菜を食べることができますがどれも素材の味を活かした料理で美味しかったです。
「チーズケーキ」があるのも嬉しかったです。どのおばんざいも手間暇かけて丁寧に作られてるのが伝わってくるようでした。"料理が大好き"だというシェフがこだわって作っているのですが原価を度外視しすぎて、しっかりものの長女に怒られることもあるのだそう。
「本日のおばんざい定食」のほかに人気なのが自信作だという「サンドイッチ」。「黒糖ミルク珈琲」もぜひおすすめだということで両方とも追加で食べてみました。
驚くほどほわっほわっの分厚い玉子とからしマヨネーズのバランスが絶妙でかなり美味しく、専門店でも出せそうだなと思うほど。
引き立ての豆をエスプレッソで抽出し黒糖とミルクで合わせたという「黒糖ミルク珈琲」もクセになりそうな味で美味しかったです。黒糖にはカリウムが豊富に含まれているので血圧の低下やストレスの軽減にも役立つのだそう。
お店では長女が製作したハンドメイドグッズのコーナーもありました。元パタンナーというだけあってかなりおしゃれでクオリティの高い商品ばかりでした。
毎日でも食べたくなるような美味しいおばんざいを食べさせてくれる同店はまさに"あったらいいな"のお店でした。
場所
クルミの実
(宝塚市売布2-11-1 ピピアめふ2)
営業時間
11:00〜14:30(L.O.14:00)
定休日
日・祝