【地震に備える】家の中を安全にするための対策5選
地震大国である日本では、家の中でできる地震の備えを行っておくことも重要です。今回は、家の中で簡単にできる「もしも」に備えた地震対策についてご紹介します。
高いところに重いものを置かない
昔から言われていることですが、高い位置に重量のあるものを置いてしまうといざ地震が来た際にガラガラと崩れ落ちてしまいます。実は地震によるけがの発生は、高い位置からものが落ちてきたことによるものも多いといわれているのです。重量のあるものが自分の体や頭部に直撃することで負傷したり、体に当たらなくとも床に直撃して床が抜けてしまうといった被害に遭うことも珍しくありません。
大きく丈夫なテーブルがあるとよい
地震が来た際の防災訓練などで、テーブルの下に隠れるよう教えられた方も多いでしょう。大きく丈夫なテーブルが一つダイニングやリビングスペースにあると、すぐに隠れられます。安全な場所へ避難する時間がない時でも、比較的リビングやダイニングスペースが近ければ一旦そこに避難することでけがを防げます。
寝具に家具を置かない
働いている人であれば一日の大半は職場で過ごし、帰宅後いちばん長くいるのは寝室でしょう。夜間に地震が来た際は必然的に寝室にいることが多くなるため、寝室の防災対策は重要です。阪神淡路大震災などでは、就寝中に家具が倒れて下敷きになったというケースも多くあったといいます。寝ているときに地震が起こってもすぐに対処はできないため、注意が必要です。
出入口に物を置かない
地震の際は者が倒れたりドアがゆがんだりすることで、外に出られず閉じ込められるというケースも多々あります。玄関ドアや勝手口など出入り口付近に物を置くと、避難の妨げになります。
子ども部屋は2方向から逃げられる通路があると〇
子ども部屋は勉強机やベッドなど比較的物が多く、避難が困難になったりけがをしたりすることも。ものが倒れた際に下敷きにならないよう家具を配置したり、2方向に逃げられるような通路があるとベターです。
まとめ
今回は、日ごろから出来る防災についてご紹介しました。「備えあれば憂いなし」と言いますが、昨今頻発している地震の状況を鑑みると不安になってしまう方も多いことでしょう。
正しい知識を持って日頃から対策しておくことが大切です。ぜひ毎日の暮らしの参考にしてみてください。