浅草駅から徒歩6分の「寅ホテル(1泊4000円)」が快適すぎてヤバい! 清潔感あふれる館内は居心地がマジで最高だった
日本各地へ観光・出張する際は、キレイで安いホテルに泊まりたくなるもの。宿選びの基準の1つとして「清潔感」を重視する人も多いことだろう。
つい先日、筆者が東京の浅草エリアで安宿を探していたところ、清潔感あふれる格安ホテル(1泊4000円)を発見。
立地や価格は申し分ないし、なによりクリーンな館内が印象的だった。実際に泊まってきたのでホテルの様子をレポートしていこうと思う。
・浅草エリアにある清潔感MAXの格安ホテル
というワケで、浅草駅(都営地下鉄)を出て歩くこと6分、予約した「寅ホテル」に到着。なんともキャッチーな名前である。
ホテルというよりはオシャレな美容室っぽい外観だ。ガラス張りのエントランスは開放的でインパクト大。
館内はグレーやベージュを基調としたスタイリッシュなデザインが特徴的。
広いロビーには1人掛けの椅子がズラリと並んでいる。どう座ればいいのか迷いそうな変わったソファもあっておもしろい。
とりあえずフロントでチェックインを済ませる。宿泊料金は楽天トラベルで予約したところ1泊4000円だった。
ホテルと銘打っているので当然ながら個室はあるが、今回は最も安いドミトリー(相部屋)をチョイス。最近はホテルの宿泊料金が爆上がりしているため、個室に泊まりたくてもなかなか手を出しにくい。
ちなみに、歯ブラシなどのアメニティは基本的に有料となっている。
ただし、タオルセットは無料(追加の場合は有料)でベッドに用意されているとのこと。タオルを有料で貸し出す宿も多いからこの心づかいは非常に助かる。
受付後は荷物を整理するため3階ドミトリーへ。道なりに進んでいくと途中で漫画コーナーを発見。
『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』などの人気コミックスが勢揃い。ラインナップが豊富で嬉しい限りだ。寝る前に再度立ち寄ってみよう。
エレベーターで3階に到着。指定されたドミトリーは外廊下を抜けた先にあるらしい。
なんだか賃貸マンションみたいなフロアになっていて生活感が漂っている。先ほどいたラウンジとは雰囲気が違ってちょっと驚き。
鍵を開けて入室してみると……清潔感のある洗面台やトイレが視界に入った。
これまたシンプルでスタイリッシュな居住空間である。清掃が隅々まで行き届いていて実に快適。水まわりがキレイだと気分もスッキリしてくる。
すぐ隣の寝室には2段ベッドがズラリ。ベッドは上下ともに高さ・横幅・奥行きがあって最高。
さらにロッカーも大きくて感動した。大型リュックはスッポリと余裕で入るし、スーツケースも難なく入りそうなサイズ。これはマジでありがたい。
ただ、ベッドサイドにロッカーが設置されているので、使う際はあまり音を立てないよう注意したほうがいいかも。身支度を整えたら1階シャワールームに行ってサッパリとしよう。
シャワールームは、先ほど紹介した漫画コーナーの真向かいにある。ブースは5カ所もあって驚いた。一般的な安宿だと大抵1〜2カ所しかないので超便利。
浴びにきたけれど混雑していて入れなかった……なんてことは起きにくいだろうから安心だ。
シャワー後はラウンジで漫画を片手に休憩。ゆったりと落ち着いたジャズが流れていて結構落ち着く……まるでカフェにいるかのような居心地のよさ。
しばらくラウンジで過ごしたあとは、ドミトリーに戻って寝支度を整える。
改めてベッドを見てみると、やはり広い。窮屈さがほとんど感じられずメッチャ快適……。
内部は四方八方がホワイトで統一されていてクリーンな印象。コンセント付きだから寝る前にスマホなどを充電可能だ。
そして寝心地は……実に素晴らしい。スプリング入りのマットレスが体をしっかりと支えてくれる。寝っ転がってみるとマジで気持ちいいぞ。
さて、夜も更けてきたので今夜はそろそろ寝るとしよう。
チェックアウトは鍵をフロントに返すだけ。一瞬で手続きが完了する。10時退館というホテルが多いが、ここは11時までいてもオーケー。朝は少しゆっくりと過ごせるのがありがたい。
清潔感あふれる館内は居心地が大変素晴らしかった。浅草から近くて観光や出張の拠点にピッタリだと思う。気になった方はぜひ1度チェックしてみてほしい。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称 寅ホテル
住所 東京都墨田区東駒形2-13-3
参考リンク:楽天トラベル
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.