岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【動物編】
今回はウェブアンケートにて総勢9,611名に調査した<岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【動物編】>を発表します。中には、岡山県民でも地域や年齢によってはあまり耳にすることがない珍しい方言も。気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【動物編】】
第1位 いらさんきち(毒を持つケムシ)(1,357票)
第2位 ごんご(河童)(974票)
第3位 ひいご(ツバメ)(968票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,611名/調査日:2025年1月26日
人名ではありません!1位は「いらさんきち(毒を持つケムシ)」!
<投票者のコメント>
「虫どころか、なんだかわからない」
「人の名前っぽくなってる!」
「親世代が言っていた」
「いらさんきち」は岡山県の方言で「毒を持つケムシ」のこと。「いら」だけで「ケムシ」、「さんきち」だけで「イラガの幼虫」を意味することも。ちなみにイラガの幼虫は毒の棘を持っています。余談ですが、岡山弁で人に対して「あいつはいらじゃのう(あいつはせっかちだなあ)」など、「いら」を使う場合は「ケムシ」ではなく「せっかち」の意味になります!
13万人来場のお祭りも!2位は「ごんご(河童)」!
<投票者のコメント>
「河童がごんご?」
「実在しない生き物なのに方言がある!?」
「河童いるの?是非見せてほしい」
「河童」を意味する岡山県の方言「ごんご」。昔、岡山県津山市に流れる川・吉井川に「ごんご」が棲んでいて、川で泳ぐ人を引き込むいたずらをした、などいわれがあります。今では「津山納涼ごんごまつり」と題されたお祭りがあり、2024年には13万もの人が来場しました。「ごんご」になりきって踊る「ごんごおどり」には約2000人が参加するなど、郷土愛、「ごんご」愛が感じられるお祭りになっています!
福を呼ぶ鳥!3位は「ひいご(ツバメ)」!
<投票者のコメント>
「まさか鳥だとは思わない」
「お馴染みの鳥なのに全然呼び方が違うんだ~」
「つばめの呼び方に方言があるのを初めて知った」
「ひいご」は岡山県の方言で「ツバメ」のこと。春になると飛来する「ひいご」は、他の地域と同様に岡山県でも、作物への害虫を食べてくれることから益鳥として愛されてきました。また、家に「ひいご」が巣をつくると縁起が良く、店に巣をつくると商売繁盛になるとして喜ばれてもきました。近年、都市化に伴って巣の設置が少なくなってきたという調べもありますが、「ひいご」という方言と共に、「ひいご」を大切にする気持ちは残っていってほしいですね!