SNS通じ株式投資話 70代男性が35万円被害 名張署
三重県警名張署は12月9日、市内に住む70代男性が、SNSでやりとりをした人物に株式投資を持ち掛けられ、3回にわたって計35万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
発表によると、被害男性は10月中旬、SNSで「美月」という女性を名乗る人物と知り合い、メッセージアプリでやりとりを始め、更に株式投資の専門家「セレナ」を名乗る人物を紹介された。「投資サイトで運用する」と言われた男性は、10月20日に10万円、同25日に計25万円を指定された口座にネットバンキングで振り込んだという。
その後、男性は「儲けが出たので金をおろそうとしたら『手続きに問題があったので罰金20万円を払うように』と言われた」と金融機関の窓口へ相談に訪れた際、「詐欺ではないか」と諭され、12月6日に同署へ被害を届け出た。