四日市市民公園でリニューアル開園式、災害時の備えも強化
リニューアル工事を終えた近鉄四日市駅西の四日市市民公園で2月14日、開園式があった。式のあと、工事用の柵などが順に撤去され、自由な利用ができるようになった。式ではテープカットや四日市諏訪太鼓保存会による記念演奏があり、式の出席者約40人のほか、散歩に来た保育園児を含む市民ら100人ほども見守った。
開園式には森智広市長、リニューアルの整備工事を担当したアイトム建設の山下晃会長や山下哲史代表取締役、四日市駅西発展会の堀木直弘会長、四日市市自治会連合会の山路和良会長をはじめ、都ホテル四日市、近鉄などの地域の関係者が出席した。
森市長はあいさつで、「もともとは四日市工業高校の跡地を公園に整備したのですが、それ以来の大規模な改修です。リニューアル工事の間、ご迷惑をかけましたが、タイル舗装の面も強度が増し、ベンチやWi-Fiのアクセスポイントも増え、夜間の照明も一新し、利用しやすくなりました」などと話した。
関係者によるテープカット
関係者のよるテープカットのあと、四日市諏訪太鼓保存会が勇壮な演奏で華やかさを添え、近くを散歩していた保育園児たちも演奏を見学した。
諏訪太鼓による勇壮な記念演奏
公園は、外見は大きな変化はないが、イベントや災害発生時に大型車両が乗り入れても大丈夫なようにタイル舗装が強化され、都ホテル四日市前のウッドデッキが改修され、フリーWi-Fiのアクセスポイントを設置するなど、利用しやすくしたという。公園の東寄りの芝生広場前にはデジタルサイネージによる案内、災害時などにトイレにできるマンホールトイレも設けている。
ふだんはマンホール(左)、災害時は便座(右)も設置できる「マンホールトイレ」