「オーディションだと思ったら怖いおじさんが…」室井滋が麻雀を覚えた以外な理由とは?
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組、『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 10月7日の放送は、最新エッセイ集『ゆうべのヒミツ』が発売中の、女優・室井滋氏が出演。大ファンだという月曜パートナーの阿佐ヶ谷姉妹とともにお話を伺った。
大竹「芸能生活はどのくらいになるんですか?」
室井「81年デビューなので、今年24年ですかね。23年か? あ、違う30?」
大竹「室井さん、計算できないの?」
室井「(笑) 43年ですね。43年ですよね、ねぇ? はいはい、たぶん。43年ですね」
大竹「ご本は1冊目も結構売れたんですけども、何年ぶりですか?」
室井「絵本とかはずっと描いていて毎年出しているんですが、エッセイ集は5年ぶりでございます。だいぶ、おばさん力が増しているので、ちょっとパンチが効きすぎているかもしれないんですけど」
阿佐ヶ谷姉妹・江里子「とても読みやすい、本当に秋の夜長にぴったりのエッセイ集で、今回も手書きの絵でイカだったり、お相撲さんが描かれてたり、また楽しいんですよね。あと私も最近『数独』を始めて、エッセイにも書かれていたので、なんか、こんなところでも室井さんにつながることができた、なんて思ったんです」
室井「私、かなりの上級者だと思うんですよ。すごく難しいやつを買って結構やっているので」
大竹「要するに脳トレみたいな意味ね」
室井「もともとマージャンとかがすごい好きなので、今はあんまり行かなくなりましたけど、昔はフリーで行ってたんです」
大竹「フリーで雀荘に?」
室井「そうです。事務所から辞めてくれって言われて」
大竹「麻雀をするきっかけは何だったんですか?」
室井「今の事務所じゃないんですけど、学生の頃、大学の途中で事務所に入った時に、おばさんマネジャーさんから「室井ちゃん、早稲田だから麻雀上手でしょ?」って言われて、「やった事ないです」って言ったら、「じゃあさ、先輩とかに教えてもらって」って言われて、「わかりました」って言って。それで「室井ちゃん、麻雀覚えた?」って、「いや~、役はよく分かんないですけど一応はできますよ」って言ったら「分かった、また声かけるね」なんて言って。しばらくしたら「ちょっとオーディションがあるからうちに来てくれる?」って言われて、オーディションだと思って行ったら、サングラスした怖いおじさんが2人いて、うちのマネジャーさんがいて、それで私と4人で卓を囲む事になって。でも下手なわけですよ、まだ覚えたてだから。もうボロボロに負けて、これがなんでオーディションなのか分からなくて、また1週間ぐらいしたら「室井ちゃん、オーディションだから来て」って言われて、また行くと、また知らないおじさんがいらっしゃって。それでまたボロボロに負けるんですよ」
大竹「メンツ合わせだったんじゃないの?」
室井「全然オーディションじゃないじゃんと思って、「これなんのオーディションなんですか」って。「そのうち分かるわ、フフフ」なんて笑って。そしたら仕事が来て。3シーンとか4シーンぐらいの小さな役なんですけど、現場に行くとその人が監督だったりして」
大竹「麻雀の相手が?」
室井「そうです。その方がプロデューサーだったりして、ちょうど〇〇になる感じの役なんです」
大竹「向こうは餌をまいて回収してるんじゃないの?」
室井「アハハッ!」