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【男性編】離婚後のひとり暮らしで実感した“自由と寂しさ”のリアル #6「精神的に不安定になり…」

ウレぴあ総研

配偶者と離婚してひとり暮らしを始める男性は多いですが、窮屈だった結婚生活からひとりになった自由は言いようもないほどの解放と充実を感じます。

一方で、それまであまり手を出す必要のなかったことをひとりで切り盛りする必要も出てきて、大変だったり寂しかったり、自由には孤独もまたつきまとうもの。

「離婚後のひとり暮らし」を送る男性たちに、どんな現実なのか聞いてみました。

ハピママ*

「妻との間に子どもはおらず、離婚したのは仮面夫婦状態が嫌になったからでした。

たまたま兄が会計士で、財産分与などもきちんとできたので妻と揉めることはありませんでした。

ただ、ひとり暮らしを始めてから『結局は孤独なまま』という意識が強くなって、しばらくは精神的に不安定な状態だったと思います。

何とか仕事に行けても、あの暗い部屋に帰ると思うと気が滅入り、無理に残業を入れようとして上司に心配されたこともありました。

そんなときに、同僚から『時間があるなら映画館にでも行けよ』と言われて。

そういえば好きだった映画鑑賞も気が向かなくなっていて、前向きな気持ちではないけど『ひとりでいるよりはマシ』と思い、ショッピングセンター内にある映画館に足を向けました。

家で観ることと違ってスクリーンで目にする作品はやっぱり迫力があって、気がつけば興奮したり笑ったりしている自分がいました。

いい気分転換になるなと思い、それから月に何回か映画館に行っています。

映画への興味が戻り、家でも持っているDVDなんかを改めて流すようになって、ひとりの週末も怖くなくなりました。

妻がいた頃は息をひそめるように家のなかでは過ごしていたので、ひとりの今は音量なども気にせず楽しめるのがいいですね。

ささやかな楽しみですが、気分の落ち込みを防ぐためにはやっぱり趣味が大事なのだなと実感しています」(40歳/人事)

離婚後のひとり暮らしは、自由な時間が多くてもひとりであることでかえって孤独を味わう瞬間が多く、心が病んでしまうという人もいます。

いきなり前を向くのは難しいとしても、興味のあることや過去に好きだったことなどを思い出し、そちらに意識を向けるのも大切です。

ひとりの今だからこそ堪能できる楽しみはあるはずで、まずは行動を変えてみることも、新しい発見を誘います。

(ハピママ*/弘田 香)

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